私とマラソンと｜仕事

最近の休みはずっと予定があったり、大雨が降ったりしていて、今日こそはジョギングをするつもりが、一日中パソコンの前にいた。転職活動に向けた書類作りをしていたからだ。

ジョギングだけならどこでも出来る。だけど、私はマラソン大会に出たい。ゆるランナーと名乗ってはいるけれど、無理をするつもりがないだけで、なるべく速く、カッコ良く走りたい。身体を痛めるのも嫌だ。大会に出るには出場料が掛かるし、足への負担を考えたら、質の良いちょっと高い靴を選びたい。だから収入を増やしたくて、今年はフォークリフトの免許を取った。

ところが、どうやら私はフォークリフトには乗せてもらえないらしい。これ以上の事情を書いても誰にもメリットが無いので書かないけれど、収入アップを諦めるか転職するかの二択になってしまったので、今日は応募に必要な書類を完成させて、郵送する為の切手を買いにコンビニへ行った。ちょうど良い金額の切手が無く、郵便局へ行かなかった私の責任なので適当な切手を数枚購入して、端数が送料を超えるのは構わなかったのだけれど、店員さんが少しでも無駄を抑えようと電卓まで出し始め、一番無駄のない組み合わせを探そうとして計算をしてくれた。一度だけ「その金額になれば超えても大丈夫ですよ」と言ってみたものの、真剣に何度も計算をする店員さんの姿を見ていると、止めてはいけない気がして来た。無計画に切手を買いに来てしまった私なんかに一生懸命に対応しようとしてくれているこの姿を否定してはいけない。店員さんの時間を奪って申し訳ないと思いながらも、この善意を受け取るべきだと感じた。大げさかも知れないけど、私は仕事熱心な人が好きで、それは自分の理想の姿でもある。だから転職をすると決めたし、接客の仕事から離れていたこの3年間、魅力的な店員さんに出会う度に「このままで良いの？」と自分に問いかけて来た。

しかし、今の仕事を辞めてしまうと、転職先の業務によっては一日の歩数が大幅に減る。今までのように仕事がジョギングの代用にはならない。マラソンを続ける為には休日のトレーニング回数や強度を上げたり、新たな工夫が必要になる。そもそも他の一般ランナーの方たちは全員倉庫で歩いて働いているわけじゃないんだから、マラソンを継続している人は本当にすごい。

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余談ですが、今日の文章を読んでくれた方が何をどう受け取るかが興味深いんですよね。「マラソンの為に仕事を変えるの？」と思う方もいれば「フォークリフトに乗りたいのに接客の話？」と混乱する方もいるのかなぁ、と。私の頭の中では転職理由も目指す方向もまとまっているのですが、読む人によって解釈が違うかも知れないと感じただけです。このアカウントでnoteを始めてからは心穏やかに発信していられるので、何も心配はしていません、笑。いつも読んでくださっている皆さま、ありがとうございます。