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【アラフォーマラソン体験記】自分のリズムを知って走る

私はマラソンを始めて8年目ですが、フルマラソンの経験も無く、特別速く走れるわけでもありません。それでももし、これから走ろうとしている人にアドバイスをするとしたら「自分が一番楽に走っている時のリズムを覚えておくと便利ですよ」と伝えます。

休日の殆どをトレーニングに充てていた頃と違い、最近は走る頻度が低いので、大会での10kmは長く感じます。特に後半の2kmはかなり疲れてしまい、段々とスピードが落ちてしまいます。そんな時に前の人が走るのを止めて歩き出したり、辛そうに重々しく走る姿を見ていると、同じスピードで走っている自分も酷く疲れているような気持ちになってしまいます。そんな時、後ろから急にスピードを上げて来た人に抜かされようものなら(私はなんて遅いんだろう。今日はもうダメかな)なんて不安がよぎり、完走出来るのかすら心配になる瞬間があります。ですが、先日出場した「幸手市さくらマラソン大会」のレース後半で気が付きました。心を落ち着かせようと自分の足音に耳を傾けると、遅くはなかったのです。普段、私が景色を楽しみながら走っている時のリズムと同じでした。周りのランナーの様子にばかり意識が向いて勝手に焦っていただけで「いつもと同じだから大丈夫!」と自分に言い聞かせながら完走した結果、記録も1時間5分だったので、本当に普段のジョギングと同じタイムでホッとしました。「時間は気にしない」なんて言っていても、周りと比べ出すと心配になってしまうんですよね。

屋外を走る時には計測アプリとイヤホンを使い、1kmあたりの走行速度や距離を音声案内で確認しています。それでも必ず、自分の足音を意識して走り、1kmを6分半、6分、5分30秒とそれぞれの速さのリズムを記憶します。狙い通り、1km毎にずっと同じスピードで走れた時は達成感があってゲーム感覚で楽しめます。と言っても、最近の私は5分台では長く走れないので、また集中してスピードを上げるトレーニングにも取り組んでみたいです。

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