⑧怒りは生命力、知性と密に関係している。
怒りは、とても自他に影響の大きい感情です。
本来は脅威から安全と尊厳を守るためのものなので、とてもパワフルです。
それを嫌って押し込めて、出てこないようにする、
つまり怒らないようにしていると
それだけで生命エネルギーを消耗して、疲れます。
怒るのが嫌い、怒らないようにしている、という人は
人に何か言われてもやっとした時、とても疲れませんか?
それは咄嗟に怒りを押し込めていて、それで疲れているからです。
怒らない穏やかな人は、いい人かもしれませんが
それは”都合のいい人”というふうにもなりかねません。
いい人かもしれないけど、印象に残らない。心に残らない。
私の感情の先生は、講座を通して
自分が怒る姿も見せてくれていました。
普通の先生はそんなことしないんでしょうが、
彼女はそうではなかった。
怒ってるのが面倒臭いと感じることも正直あったけど😅
でもやっぱり、怒る姿も含めて
教えてることの説得力だったり、魅力だったりがあった。
そうやって怒る姿も見せるけど、
大勢の人の前で喋ってる姿は、それだけで人に癒しの涙を流させる。
体調が悪いこともあったけど、でもすごく生命力も感じる人です。
それと、世の中の問題や起きていることに対して、
問題意識や怒りを感じる時。
私たちはとてもアクティブな状態になります。
どうしたらこの問題が解決するだろうと
考えて、直接的、間接的に自分にできることを探し
それを実行しようとします。
ワクワクする時も知性や創造性は働きますが
問題を解決し、より良い世界に貢献したいと思う時も
私たちの知性は刺激されます。
怒りも、わたしたちをアクティブにして、
才能や知性を活発に、人のために使おうと思わせてくれるきっかけのひとつです。
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