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更年期について思うこと・・・


更年期という言葉を時折耳にするようになり、それはおそらく自分が気にしているからだと思っていますが、これを英語で言うとMenopause - つまり月のものが止まるまでのしばらくの期間のこと。(思春期、壮年期、熟年期・・・と同じような感じでとらえられる。中年。Middle Ageの期間。)

Wikipedia - 女性の性成熟期から老年期への移行期。月経周期が不規則になる頃から始まり月経停止後数年間に至るまでの期間で,生理的な卵巣機能の衰退期間。個人差はあるが,通常四〇~五五歳頃。閉経期。

40代に入ってすぐの頃、国民健康保険に入っていて、年に一度の健康診断の際の血液検査結果で、コレステロール値が高いので気をつけるように言われたことがありました。

ちょうど夫のほうの家族の介護問題があった前後の時期で、私は直接的に介護をしなければならなかった訳ではないのですが、それでも仕事をやめたり、病院に付き添ったり。家を行ったり来たり。

口にする甘いものが増え、室内にいる時間も圧倒的に増えたためか、趣味のお菓子作りの頻度も上がっておりました。使うときのバター(質・分量)と、お砂糖の種類(てんさい糖もしくは三温糖を使うように切り替え)にしばらく気をつけていたら、3ヵ月で血液は正常値に戻りましたが、今思えば、あれはもしかすると更年期の始まりのサインだったのかもしれません。

【以下オンライン記事からの抜粋を含みます】

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更年期とうまく付き合うポイントは3つ。

① 自分の状態、状況を正しく知ること(知る)
② 適切な強度の運動をすること(動く)
③ 周囲の理解を得ること(話す)

自分の身体に何が起こるのかわからないから怖いし、不安になる。女性は人生を通して、ホルモンのジェットコースターに乗っているようなんですよね。

女性ホルモンは思春期に上昇し初潮を迎え、10代の終わりから30代の性成熟期前期に安定します。妊娠をすると女性ホルモンは増加し、出産前にはピークに達し、出産をするとガクンと急降下します。

30代後半から少しずつ減少して、40代半ばごろからは急下降していきます。そして、閉経を迎えて更年期が過ぎると、女性ホルモンはほぼ“ゼロ”になるのです。

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私の場合、出産をしていないという前置きは一応必要かと思います。

振り返ると30代後半くらいからは体調変化にかなり振り回されてきた感じは、正直あるのです。その頃からか、あまりよく眠れない日が増えてきたので、漢方薬に時折お世話になりつつ、なんとか自分を甘やかし調整しつつ、乗り切ってはいましたが、ちょうどその後にコロナ渦となり自由な身動きがとりづらい感も出てきました。

生理周期はどんどん短くなって来ていて、今もひと月に2回くるなんてこともあります。これ、結構しんどいのです。実は。

食べるものが血となり肉となるわけですから、食べないとどんどんエネルギーは枯渇していってしまうような感じ、でも食欲は、実は若いころよりだいぶ落ちてきている。補うほうがなかなか追いつかない、けれど食べると太る。

やはり運動しかないわよね。(と一人納得したのでした。) 

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更年期の代表的な不調としては、ほてりやのぼせ、動悸、息切れ、疲れやすい、頭痛、腰痛、肩凝りなどなど。

女性が更年期に感じている不調は、なんと200~300種類にのぼるというデータも。

「精神面での不調もさまざまです。眠れなくなった、気分が落ち込むようになった、怒りっぽくなったなど、人の数だけ症状があるもの。程度もそれぞれですが、『肉体的・精神的な不調が何もなかった』というのは全体の1割ほどで、ほとんどの女性が更年期には何らかの変化や不調を感じているのです」

“変化や不調が起こるのが当たり前”というのを覚えておくこと。そして、その不調の原因となっているのが、ホルモンの揺らぎであることを心に留めておきましょう。

運動につながるきっかけ作りを

「普段からの運動の効果もあなどってはいけません。身体を動かすことで、更年期症状が緩和されることはもちろん、この時期にしっかり筋力・体力づくりをしておくと、更年期を終えた後の人生の豊かさにつながっていくんです。

とは言え、毎朝ウォーキングするなどと、ハードルが高い目標を設定する必要はありません。

朝起きたらカーテンを開けて、大きく伸びをする。そうして血流が良くなって気分が良くなると、『天気がいいから散歩にでも行こうかな』、『いつもより少し遠いスーパーまで行ってみよう』なんて、意識や行動が広がっていきます」


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こんなちょっとの気持ちの差や気配りで、少しでも気分が良いほうに変わるのなら、続けられそうですね。

太陽の力を上手に使えるようにするのもよさそうです。5分から15分程度でよいので、午前中の柔らかい日差しを少し、浴びる。これってとってもマインドに有効ですよ。実感しています。

食べ物で気を付けているのは、乳脂肪分と糖分。あとはなるべく野菜を多くとり、たんぱく質を忘れないこと。

一汁一菜でも、日本の食事スタイルが、やっぱり一番身体にやさしい。

そんなことを思う、三寒四温の春でした。



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