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ほんものの傾聴①

今までの人生の中で​
誰かにとことん自分の事を飾らずに話したことがありますか?​

私は「NO」です。​

親にでさえ話したことがありません。​
もしかしたら誰しも、​
親だから話せないということが多いかもしれません。​

だからといって友達や先生に話せるかというと​
これまた友達だから話せない、​
先生だから話せない、​
ということになります。​

じゃあ、誰にだったら自分の事​
100%オープンにして話せるのでしょうか?​

100%オープンに、ですよ。​

私には100%話せる人はいません。​
以前はそれが寂しくて悲しくて辛い時がありました。​

でも最近は100%話す必要はないんだ。​
と思うようになりました。​

一人の人に自分のことすべての事を話して理解してもらうなんてこと不可能ですし、そんな必要ないんだって思うようになりました。​

しかし、カウンセリングの場では​
「なんでもOKですよ。」​
「100%受け止めますよ。」​
という姿勢で臨みます。​

カウンセリングという場は非現実的な場所です。​
時空を超えている場所です。​

日常の話をしたり、​
過去の話をしたり、​
未来に行ったり、​
時には全くファンタジーの世界に飛んで行くこともあります。​

そこで怒ったり、​
笑ったり、​
泣いたり、​
悔しがったり、​

いろんな体験をします。​

その世界に私も一緒に行って、私も体験します。​
そして、もう一度それを一緒に紡ぎ直します。​

そうやって新しい世界を創り上げて​
皆さん日常に帰って行かれます。​

ほんものの傾聴をすると​
新しい世界に生きるようになります。

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