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身体も心もケアが大事

体力が戻ってきているのは、それだけ身体の調子も良くなっているということ。

今の私の場合は、そこに心が追いついてきません。
危険な状態にいた時の方が、生きているのがやっとで怖がっている暇もなく、心のことを考えることはありませんでした。

自分の病気について教えて貰ったのは、私の年齢ではまずあり得ない。たくさん調べても、年齢を排除しても殆どないケースでした。

たまたま発病するような生活をしていなかった、運だけで生きていたようなものでした。

言うなれば、今まで安全な広い原っぱを歩いていると信じていたのが、高くて崖っぷちで危険な場所だと知ってしまったようなもの。

知らないでいたからこそ、不安にも恐怖にも無縁でいられたのです。

しかし実際に命の危機に陥ったら、自分でも危険を感じる位の状態になったら、その恐怖はなかなか抜けないものです。

もう少ししたら、勉強することがたくさんで、その感情と向き合う暇はないかもしれません。今の間だけの心の状態かもしれません。

心のケアや正しい知識は本当に大事だと痛感していいます。

そのことを知るために、今回のことが起きたのかもしれません。集中治療室にいた後半から、一般病棟に入っても、退院しても、些細なことで毎日ビクビクしています。

具体的にどんな状態が自分にとって危険なのか、再発のリスクは。また、まだ結果待ちだったり、これから検査を受ける予定もあり、私の中は無知が理由の心配や、未知への恐怖ばかりです。
毎日怖がっているから、先への不安に気が回らないだけで、自分の心の中は不安と恐怖が大半です。

自分の命を助けてくれた点滴の後は、何度も皮がむけて、あざが消えて、傷跡も目立たなくなってきました。

しかし心の傷はどうやって治るのか、自然に任せていいのか、専門家の力を借りた方が良いのかわかりません。

わからないことばかりで、答えも出ていません。
ただ大きな病気や怪我をした時は、心も一緒にケアする必要がある人もいるのは確かです。

人に治してもらってばかりでなく、自分でもできること、恩をお返しできることを探す良い機会になりました。

起きることは全てベストタイミング。

こんなことにならなければ考えることもなかっただろうことを、考えるきっかけとなる出来事にもなりました。

心も身体も両方ケアが大事です。
私も治癒の先にある未来を描けるようにします。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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