見出し画像

切り取った部分以外が大事

デスクワークを朝から晩でしていた時のこと。
何にもわからない0から、何でもこの人に聞けば大丈夫となるまでに自分がしてきたこと。
それは、わからないこと、疑問に思ったことは、ほったらかしにしないことでした。

私が知っているのは、それだけわからないことがあって、わかるようになるまで調べたり、質問したり、自ら学んだからです。
毎日のやったか、やらなかったかの差が、何年も経つと、とてつもない程開きます。

しかし、努力をしてこなかった人には、自分の中にない可能性を人に見ることができません。
普通に妬んだり、楽をしていると思ってしまうのです。

たくさんの資料を持っていても、その中でどれが必要で、さらにどこの項目が頻繁に活用されるか。それは実際に体験し、経験した人にしかわかりません。

私は困っている人がいると、さっと引き出しから資料を出して、その人に渡していました。

ある日、皆に引き出しの中を見せたのです。
全員驚いていました。
私の引き出しの中は、誰よりもシンプルで整理されていて、山程資料がある訳ではなかったのです。

資料を集めることはできるかもしれません。しかし、それを誰がどんな時に必要か、そしてどこにあるか把握している必要があります。

わからないことを質問するのも、誰にどのように聞くのがいいか最初はわかりません。

時間を見つけては、他の人の仕事を手伝ったり、覚えたりしていました。
基礎があり、実践を積めば、いざ突然、やったこともない仕事をフォローすることになっても、困ることは殆どありませんでした。

上部だけ真似ても、底にある見えない努力や準備ができていなければ、同じ結果にはなりません。

簡単にすぐにスキルアップするのは難しいことなのです。

ただ少しずつでもできることを、思い立った時から始めることは大切です。

元気に働きたいなら、食生活や睡魔にまず気を配る。

やることの優先順位がわからない、すぐに忘れてしまう時は、紙に書いてリストを作る。

仕事が多すぎると感じたら、まず自分の中の無駄な仕事を探す。例えば、整理整頓ができていない人は、1日にどれだけ探している時間があるかチェックしてみる。デスクトップ、メール、書類、不要なもの消してもいいものはどんどん整理します。
まとめてではなく、できる時にこまめにしておくことです。

その結果が出るには、その結果が出る理由も原因もあるのです。

私は今日は、楽 という字を頭に浮かべ、楽だなと頭の中で意識して言葉を使いました。
このところ、体調が優れないからです。

すると、本当に楽でした。
特に往復の電車がとても楽になりました。
お菓子をたくさ頂きました。(楽しいということなのでしょうか。)

自分がどんな意識で、どんなものの見方をしていて、どのように捉えているか。

実はそれが一番大事です。
私は、忙しい、疲れた、辛い、イライラする、辞めたいと数え切れない程、心の中で思っていました。
何万回ですむかなという位。

そしてそのような人生を長年過ごし、気がついたら税金払ったらすっからかんになるような、努力が報われない道を歩いてしまっていたのです。

たくさん働いても金持ちどころか貧乏になり、仕事も人間関係も失ったのです。

私はそのことが面白すぎて笑ったら、次の道が開けました。心のどこかで、その分絶対に利子つけて取り戻すと決めていたからかもしれません。

いくら意地悪しても、ひどい言動をしても、気にしない人には、悪い人は勝てません。

長年続けられる人にも、結果を出すに人にも必ず理由があります。原因があるのです。

心に引っかかることがあったら、その感情や出来事だけに囚われないで、深いところに意識を向けてみませんか。

最後までお読み頂きありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?