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人の数だけ需要もチャンスもある

先日、使われていなくて眠っていた道具たちを手放すことになりました。

他の方にお譲りすることにした時の配置は、同じ種類に分ける、見やすい、時間をかけずに手に取れるということでした。

面倒だと思わない位相手に手間をかけさせないで、人の時間を奪わないですむように心がけました。

そして、全員それぞれ違うものを手にしたのです。
しかもみなさんとても喜んでいました。

ものを売りたい時に大切なのは見せ方です。
たくさんあるものの中から見つけて貰えるように配置します。

またパッケージを見て、すぐになんだかわかったり。あるいは気になって、手に取らたくなるようなデザインもあります。

ただ思うのは、買うのがちょっと恥ずかしい、レジへ持って行くこと、異性の店員さん、同棲でも憚られて、セルフレジがあったら使いたい、それでも無理な時はインターネットで購入することもあるのではないでしょうか。

わかりやすいように作っていることが逆に、店舗から購入する機会を奪っているということです。

今はインターネットで商品の情報を事前に仕入れることができるのですから、真っ黒だったり、真っ白だったり、デカデカと商品をパッケージに描いたりしなくてもいいと思うのです。

買う人が、欲しいけれどやっぱり辞めようと思ってしまう。身体の機能だったり、体型や頭髪などその人にとってコンプレックスと思っているものを、それを買ったらいかにもだと思われてしまうようなデザインでなくてもいいのではないかと思うのです。

親切なつもりが、実は逆になってしまっている。

今日は大雨でした。私は色々用事があったので、雨が強く降っている時間帯にあえて出かけました。
理由は交通機関や道、外出先にいる人が少なくてすいているだろうと思ったからです。

案の定、空いていました。雨が上がった後は、やはり混んでいました。
しかし大雨の時間帯に一番見かけたのはお年寄りでした。若者は全然見かけませんてした。

私がいた地域だけかもしれませんが、いくら雨の日にお得なキャンペーンをしたところで、全ての年代をターゲットにするより、より年齢を絞って、その人たちの需要を調べた方が売上は上がると思うのです。

車社会では、ショッピングカートはあまり必要とされません。しかし電車やバス、徒歩の人にはあったら嬉しいものです。
ところが、そもそも使う習慣がなかった人たちには、思い浮かばない選択肢だったりします。
使って良さがわからないと手にしなかったりします。

とても寒くて暖房もないようなところでかき氷を売ってもあまり売れないように。しかし暖房ガンガンのところでは、アイスが食べたくなったりします。

すごく良い商品なのに、なんで売れないのだろうと思った時、ターゲットやアピールする方法など、何かが違ってしまってはいないでしょうか。

幼い子のお母さんばかりで、頻繁に皆が休むような職場では、子育てが終わって理解があったり、子どもがいない方がいると助かります。

私の職場は女性ばかりなので、力仕事がある時は、1人力持ちがいたらどんなにありがたいだろうと思います。

若くても頑固な人もいるし、年齢を重ねても柔軟な人はいます。
年齢性別学歴などにとらわれず、今自分に何が必要か、あったらいいなと思うか考えてみます。

この世の中で自分が困っていたり、必要としていることは、同じように困っていて必要としている人がいて。一方で余っていて、足りている人もいるのです。

その立場に、経験しないと分からないことはたくさんあります。
あなたが経験したことにこそ、宝のヒントが隠されています。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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