見出し画像

何万人の祈りが届いた瞬間⭐️

2007年10月2日東京ドーム、知らない大人や子どもたちと、抱き合って喜びを分かち合いました。

それから13年後に感染予防のために、開幕が延期されることも、密閉空間で密接して人が集うことが自粛されることになることなど全く知らなかった頃の話です。

何故かその日に優勝しそうな気がして、1週間位前にプロ野球の巨人戦のチケットを購入していました。

試合が始まると、対戦相手のヤクルトが先制し、巨人は追いかける展開が続いていました。東京ドームでは、負けている時は静かな空気や、これダメかななんて雰囲気が漂ったりしていました。その日は優勝するかもしれない試合、負けていても「今日、優勝するんだ。目の前で見るぞ!」という空気が凄まじいのです。

満員は5万5千人と言われていた時代、おそらく殆どが巨人ファンの東京ドームの空気は、目の前の応援するチームの優勝を信じている人たちで埋めつくされていました。

結果は9回裏、巨人の逆転サヨナラ勝利。

入れなかった人が東京ドームの外にいたり、日本中のあらゆるところで贔屓のチームを応援している人たちの祈りが届いた瞬間でした。

もちろん勝利を手にしたのは選手たち、そして采配を振るった監督、チームです。

しかし、たくさんの人に信じて祈りを向けられることの力の強さを、TVの中に見るのではなく、実際にその場にいたことで強く感じました。

画像1

昨年日本で開催された、ラグビーのワールドカップでも、皆が信じ応援する力の凄さを感じました。共に喜び、共に悲しむ。

今、人との接触が制限されていても。それぞれが持つ祈りの力のパワフルさ、また信じて応援することが力になることは不変です。

自分自身を信じ、自分を信じてくれる人を信じる。信頼の積み重ねが、力となります。

あなたを信じてくれる人がいる、あなたを応援してくれる人がいる。

見えなくても、きっと心で感じることができるはずです。

今起きている出来事は変えられないけれど、この出来事をきっかけに変わることはいくらでもできます。ただ我慢して辛抱して、耐えるのではなく、あなただから、今の状況だから出来ること、気づけることが必ずあります。

いつか歴史の教科書に載る出来事に、今を生きている。未来の地球にやってくる子どもたちに、これからの地球を担う子どもたちに残せることはなんですか。それと同じ位、残さなくていいことを手放す機会でもあります。

歩いている場所が長閑な場所だからもあると思います。住む家とお水さえあれば、生えている植物の命を借りて、生きることは可能だと感じました。

食べるもの、飲み物を自足できれば、辛い仕事をわずかなお金と安定のためにする必要などないとわかりました。

命さえあればいくらでもできる。物質やお金を失う恐怖が働く原動力になっている。

価値観と、生き方が大きく変わる時代、一人一人が自分の責任で人生を生きる時代の到来を感じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?