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20代で公務員を辞めたいなら、早めに辞めるべき。【無理しない生き方】

公務員になったけど、ほんと仕事がしんどいし辞めたいな。。。でも、まだ20代で経験が少ないし、もったいないかな。うーん、でも、この仕事をずっと続けると思うと辛すぎる。。。辞めても大丈夫かな。。。

こういった疑問に答えます。

✓ 本記事の内容
・20代で公務員を辞めたいなら、早めに辞めるべき理由
・仕事を辞めても人生ぜんぜん大丈夫です。
・20代で辞めたい人へ【環境が変われば、人生は変わります】

この記事を書いている僕は公務員(某市役所)を6ヶ月で辞めました。

当時は仕事環境が合わず、ほんと辛かったです。
仕事に行きたくなくて、日曜日の夕方から憂鬱でお腹が痛い、なんてこともありました。

現在はフリーランスとして、わりとのんびり過ごしています。
いま33歳になって思うことは、「仕事が辛くて、お腹が痛いなら、たぶん辞めたほうがいい」という結論です。

「仕事が合わない、辛すぎる、つまらない」
もしこんな理由で辞めたいと考えている人がいたら、参考になればと思います。

そんな訳で今回は、仕事に行きたくなくて悩んでいた「過去の自分」に向けて書いています。

20代で公務員を辞めたいなら、早めに辞めるべき。

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仕事が合わないと気づいているなら、自分に合う環境に行くべきです。
20代とかだと、まったく問題なしです。

仕事は無限にあり、嫌な仕事を続けるのは人生もったいないです

辞めたいと考えているときは、ほかに仕事の選択肢があまり無いように感じます。
しかし、公務員っていう仕事は、世の中に星の数ほどある仕事のごくごく一部です。
その中から「ひとつ」を選んで、働いているという状況です。

少し考えただけでもたくさん仕事はあります。

・営業、販売系:人と関わるのが楽しい人向け。
・事務系:コツコツ作業をこなせる人向け。
・人事系:人の特徴をとらえるのが得意な人向け。
・技術系:専門的な技術がある人向け。
・IT系:パソコンが好きな人向け。
・教育系:教えることや子どもが好きな人向け。
・調理系:料理が好きな人向け。
・NPO系:特定の分野で社会貢献したい人向け。
・福祉系:困ってる人を助けたい人向け。

などなど、ほかにも書ききれないほどいっぱいあります。

公務員を辞めたい場合、たまたま今の仕事が自分に合っていないだけです。「ほかの仕事をやってもうまくいくはずがない、、、」なんて考えなくてもOKです。

僕も不安はありましたが、まったく問題ありませんでした。別の業界も経験してますが、むしろほかの仕事をすると視野が広がり生きやすくなります。公務員はけっこう特殊な環境だと気づくと思いますよ。

職業はたくさんあり、自分が嫌じゃなかったり、少しでも自分に合った仕事をするべきです。そのほうが長い人生、幸せです。冷静に考えて、嫌な仕事を何十年も続けるのは、人生もったいないですよね。

公務員はぶっちゃけコスパ悪いです

ぶっちゃけた話、公務員はコスパ悪いですよね。

・年功序列で若手が軽視されがち
・年功序列だから仕事のできないおじさん、おばさんもある程度、出世し、そんな人たちと仕事しないといけない(上司を選べない)
・変な住民にも丁寧に対応しないといけない(客を選べない)
・特に若いときは給料安い
・いくら頑張っても給料が上がらない
・激務(部署による)
・3年に1度の部署異動(3年に1度、新しい仕事を覚えないといけない)
・特別なスキルが身につかない
・災害が起こったら、自分や家族も大変なのに災害対応を優先(真夜中も含めて24時間対応のときもある)
・市長、議員、上司のちょっとした意見で仕事のやり直し
・パソコン、システムが古くて使いにくい
・とにかくハンコを押す

挙げたらけっこうあります。

ぶっちゃけ年を重ねただけで、えらくなるのはオカシクないですか。リストラされないから、明らかに仕事ができなかったり、変なおじさん・おばさんもけっこういました。その人たちの下で仕事をしないといけないのは、ほんと消耗します。しかも、その人たちより断然、給料安いですし。

そして、僕が印象に残っているのは、ちきりんさんの記事。

実際に公務員になってみて、この記事の内容を実感しました。

社会貢献したくて公務員になりたいと思っていた人も、ここらへんの覚悟がないと、これからマジで大変になります。

特に公務員とかは、「給料は我慢の代償でもらうもの」って感じですよね。でも、こんな古い価値観は捨てるべきです。長い時間、我慢して過ごすのはもったいないし、できるだけ嫌なことは遠ざけて過ごすほうが良くないですか。

好きなことを仕事にして生きている人は山ほどいます。仕事が嫌な人は行動してないだけ。

年をとるほど行動しづらくなる

公務員は3年に1度の人事異動があり、特別なスキルは身につきにくいです。スキルが身につかないまま、30代・40代になって辞めようとしても、挑戦の幅が狭くなります。

若いほうが体力もあって健康ですし、新しいスキルも身につきやすいです。新しい挑戦は若いほうがダンゼン有利です。これは僕の周りを見てもそうですし、成功している人の多くが言っています。

そして年を重ねて、結婚や出産をすると自分の時間が少なくなり、行動しづらくなります。子どもがいるとリスクを取りにくくなります。

個人的には何歳になっても、挑戦や転職をして問題ないと考えてる派なのですが、それでもその挑戦は若いほうが間違いなく有利です。

仕事を辞めても人生ぜんぜん大丈夫です

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仕事を辞めるとか、転職するのって、けっこう不安ですよね。
僕もそうでした。
でも、たまたま最初に選んだ仕事をずっと続けないといけないのって、普通に考えると謎ですよね。。

辞めても心配はいりません

僕も辞める前は、いろいろと心配がありました。

・お金は大丈夫かな。。。
・ほかの仕事は見つかるかな。。。
・家族が反対しそうだな。

ほかにもいろいろ悩みはありましたが、結論「心配しなくても大丈夫」です。なぜなら、実際に多くの人が仕事を辞めて、別の環境で生きているからです。

むしろ、そうやって自分に合った環境に移った人のほうが幸福度が上がっている気がします。なぜなら、嫌なところから離れて自分にフィットする環境に近づいているから。

僕もフリーランスで少し大変なときでも、「イヤイヤ働いていたころより今の方がマシかな」と思って頑張れてます。

辞めたいのに続けている方が異常です

冷静に考えて、世の中に星の数ほど仕事がある中で、「辛い、しんどい、つまんない」とか思いながら、嫌な仕事を続けているのはもったいなくないですか。

「我慢が足りない」とか、「ひとつの仕事を定年まで勤め上げるべき」とか、そんな古い価値観は捨てませんか?

なぜか日本では、ひとつの仕事を続けるべきっていう同調圧力が強すぎです。「無理せず続けられる仕事」を探すほうが、確実に生きやすいと思います。

今、あなたが仕事で辞めたいと思っているなら、30代・40代になってもたぶんずっと辞めたい気持ちは変わりません。嫌な仕事に体が慣れていくだけ。

人生100年時代とか言われますが、定年まであと40年くらい嫌な仕事を続けるのはもったいないし、その人生つらすぎないですか。
少しの行動で人生変わります。


公務員を辞める方法

けっこう簡単に辞められます。

・辞める時期を決める。
・部署の管理職に伝える。(僕の場合は課長)
・管理職から人事関係の部署へ報告。
・人事関係の部署と調整。(健康保険・退職金のことなど)
・仕事の引継ぎ。
・退職。

僕の場合は上記のような感じでした。

辞めることを伝えるのは気まずいかもですが、案外、管理職は慣れているので大丈夫です。そして、おそらく引きとめてくれると思います。でも、ひるまず正直な気持ちを伝えたほうが、その後の話を進めやすいです。

辞めること自体、ハードルが高いと感じるかもですが、思っていたよりスーッと話が進んでいくので大丈夫です。

20代で辞めたい人へ【環境が変われば、人生は変わります】

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公務員の仕事ってけっこう大変ですよね。
消耗している人、かなり多かったです。
毎月決まった額のそれほど高くない月給。その「安定」と引きかえの「我慢」。それって幸せな人生ですか。

辞めるときにやるべきこと

「少しだけ行動する」これが結論です。
まず自分の胸に手をあてて、心の声を聞いてみてください。

「こんなことをやってみたいな。こんな感じで仕事してみたいな。」

こういった答えがあると思うので、その声に従えばOKです。
「ちょっと好き。ちょっと興味ある。これは嫌じゃないかな。在宅で仕事したいな。」ってレベルで次の行動を決めて大丈夫です。誰だって最初からすぐに稼げるスキルを持っている訳じゃないので。

たとえば、興味のあることを軸にして、下記の行動をしてみるのもありです。

・転職サイトに登録してみる。
・転職サイトのエージェントに相談してみる。
・興味のある業界の人のセミナーや説明会に参加してみる。
・辞めてから興味のある業界のアルバイトをはじめる。
・とりあえずユルいアルバイトをしながら人生を見つめ直してみる。
・とりあえずワーホリで海外に行ってみる。

これらの行動をしてみると、人生が少し変わります。

そして、最初は小さな一歩でも、その一歩によって新しい発見があり、小さな行動を重ねていくと、いずれ大きな変化になります。

現在、あなたが仕事を辞めたくて消耗しているのは、自分せいではなく環境のせいであり、環境が変われば驚くほど人生が変わります。

最後に注意点がひとつあります。

公務員の同僚や上司、身近な友達、家族に相談するとうまくいきにくいです。
人間はこれまでの自分の行動を正当化する性質があり、長く公務員をやっている人は自分の仕事の良いところを言いがちです。
身近な人も、これまでの自分と似たような価値観を持っているので変化を期待できません。

まったく違う価値観の人、たとえば起業して成功している人とかに話を聞いてみると新しい発見があり、おすすめです。

あと1年2年は頑張ろうかな、というのはもったいないです

けっこう聞く話で「あと1~2年は続けようかな」っていうのは問題を先延ばしにしているだけで完全に思考停止だと思います。

その1~2年って、何か意味ありますか?
問題を先送りにして、行動する苦痛から逃げているだけですよね。

1年って、かなり長いですよ。

仮に1年も勉強すれば新しいスキルが身につき、今よりも自分に合った仕事で稼ぐこともできます。
仮に在宅で仕事がしたければ、その1年で転職して新しい環境を手に入れることもできる訳です。
要するに、1年あれば人生を大きく変えることもできます。

少し行動するだけで人生が変わるのに、「とりあえず1~2年、現状維持で過ごす」みたいな。圧倒的に消極的な理由で1年を過ごすんですか。それはもったいない。
ちょっと煽りすぎかもしれませんが、本音です。

このまま停滞していてもこれまでと同じ毎日が続くだけなので、まずは「マジで少しでもいいので」動きはじめてみるといいかなと思います。

何かを辞めたり、新しいことをするときは不安もありますが、1年もしたら良い思い出になるので、わりとユルく考えて、サクッと動いてみましょう。
ほんと1年もあれば人生変わります。


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