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Photo Story|毬栗-いがぐり-/Igaguri

PENTAX KF f13 1/100s 230㎜ Sizuoka Omaezaki
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「毬栗-いがぐり-」

秋を代表する味覚の一つ。

ちくちく痛いいがいがは
中の実が熟すまで守る働きがあるそうな。

実が熟してくると
ぱっくり口を開いて
はいどうぞと言わんばかりに
食べごろを教えてくれる。

今年も美味しくいただきます。


Photo Story

秋の味覚を代表する栗。

栗ご飯、栗きんとん、栗饅頭…

どれもこれも美味しいものばかり。

栗拾いも
一度はしたことがある人は多いと思う。

僕も子供の頃は毎年のように、
兵庫県は丹波篠山の地域にて
家族と親戚たちみんなで栗拾いに出かけていたり。

最近は滅多にそういうことしなくなったけど
秋の楽しみの一つでもあった。

・・・

静岡県は御前崎市にある「あらさわふる里公園」。

ここへは小さな食堂と野菜直売所もあって
ワンコインランチとお野菜を買いに来ていた。

公園自体はそんなに大きくなく
遊具とかそういうのも一切なくて
自然公園に近いような感じである。

公園内には展望台もあって
そこからは御前崎の海が見えるようになっている。

食事と買い物を済ませてから
パートナーと展望台の方まで歩くことにした。

展望台からの景色(特に特徴はないかな)

その道中にたくさんの毬が落ちているのを
パートナーが発見する。

栗だ!

なぜか栗を見つけて
ちょっぴりテンションアップ。

展望台まであと少しのところで
ちょっとだけ栗拾いが始まった。

実の大きさ的には栽培栗ではなくて
おそらく山栗。

小さくて可愛い

ちょこんと小さくても
実がしっかり詰まっていて美味しそう。

しかしそのほとんどが萎んでいたりと
虫によって食べられている様子だった。

ちなみに栗を食べる虫はゾウムシの幼虫らしい。

なぜ栗は強力ないがをまとっているのかは
厳密にはわかっていないらしいが
おそらく虫に食べられるのを防ぐ役割があるそうな。

それでもゾウムシはいががあっても
お構いなしで中に卵を産みつけられるとのこと。

ゾウムシ強し。。。

・・・

ちなみに、
栗は縄文時代から食べられていたそうな。

長野県にある竪穴住居の遺跡からは
約1万3年前の栗の実が出土しており
本当にいにしえの時代から食されてきている。

また、
縄文の人たちは実だけではなくて
栗の木を木材としても使用していたそうな。

縄文遺跡で有名な三内丸山遺跡にある
大きな木の柱で組まれた建築物の木は栗の木らしい。

我々が身近に目にしている栗の木とは違って
めちゃめちゃでかすぎる…。

山形県には
日本一でかい大井沢の大栗の木があるそうで
一度は見てみたいなと思ったり。

そんな太古の昔から愛されている栗。

今年もたくさんいただきたいなと思っていたら
いつの間にか時期が過ぎていたという。。。

秋の味覚は短いからこそ貴重なものなのかなぁ。


ご覧いただきありがとうございました
どうぞ倖せが繋がりますように!

2023年11月18日


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