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Photo Story|潦宙-にわたずみのそら-/Niwatazumi no Sora
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「潦宙-にわたずみのそら-」
散歩道にできた少し大きな水溜り。
家路に向かう途中に現れたそれは
黄昏時の美しい空を映し出していた。
天と地にできた二つの空の狭間に吸い込まれていくようだった。
Photo Story
前回の続き。
水溜りを見つけると、すぐさま反射した世界が見られるかな?と思って覗きにいく習慣がついている。
上から見下ろせばただ水が溜まっているだけだけど、斜めとか横から見たら、条件が合うと綺麗に空や景色を映し出している絵を見ることができる。
ポイントは水面が揺れていないこと。
風が強い時などはさざなみが発生するので、うまく反射できない。
風もなく水面がピタッと止まっている時に見事に逆さま世界を見られる。
・・・
この日は川で日没を迎えた。
日も沈んでぼちぼち帰ろうかなと家路に向かう。
堤防の階段を登り、河川敷のマラソンコースにもなっている道に出た時に、少しだけ大きな大きな水溜りが出来ていた。
すかさずしゃがんで真横からカメラを向ける。
すると、ファインダー越しで反転した美しい黄昏の景色が映り込んでいた。
空の上に登っていく1本の飛行機雲がなんかこういい味を出しているような感じ。
その時に撮影したのが今回の写真。
水溜りの大きさは大きければいいと言うことではなくて、小さな水溜りでもカメラを向けると見事に反転した世界を映し出すことができる。
スマホなんかでもおすすめなので、ぜひお試しあれ。
・・・
ちなみに、水溜りは古い言葉で潦や行潦と呼ぶらしい。
今回はその昔の言葉を借りてちょっとおしゃれにタイトル考えてみた。
ちなみにタイトルをつける個人的なルールがあって、漢字を二文字で表して、そして読み方もできるだけ訓読みを意識している。
なぜ訓読みにこだわるのかはまた別の機会で。。。
ご覧いただきありがとうございました!
どうぞ倖せが繋がりますように。
2024年2月18日
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