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Photo Story|花熒-はなび-/Hanabi

Pentax KF f6.3 1/125s 63㎜ Sizuoka Simada

「花熒-はなび-」

真上から見た彼岸花。

雌蕊しずい雄蕊ゆうずいの洗練された並びが
絶妙で本当に美しい。

暗がりの中で写すそれは、
まるで夜空に開く花火のようだった。


Photo Story

前回の続きで彼岸花シリーズ。

今回で最終回。

日が沈み暗がりの中、
ちょっとした街灯に照らされる
一輪の彼岸花が目についた。

この世のものではないような
どこか怪しげに佇んでいた。

近づいて見てみると
花のその形の美しさに気がつく。

くるんくるんと巻いた花弁は6枚。

美しい線美を描く雌蕊と雄蕊は
合わせて7本ずつが1グループで
1枚の花弁から広がっている。

よくみると*(アスタリスク)の形。

絶妙すぎるその形。
ある意味幾何学模様の印象を受けた。

やはり自然界が作る造形美は
人の心をあっと思わせるものが多い。

それはある意味調和の中で
それぞれの心地よさを表しているかのよう。

人も同じで
もっと自然に寄り添った生き方が
本当は心地よさの中にいられるのかなと。

あまりに自然から離れすぎてしまった。

これからは
きっと地球全体において
破壊と再生が進むだろうと個人的に思う。

そしてそこから生まれる調和の世界は
ディストピアかユートピアか。

それは今どう生きるか
どんな意志を持って生きるか
あるいはどう自分らしく生きるか

自分自身と向き合うか否かで
どっちの世界に行くかが別れるだろう。

・・・

何かが大きく変わろうとしている昨今。

その変化の瞬間はおそらく
花熒のように一瞬で開いて一瞬で消える。

その花熒が美しいものなのか
あるいは轟音響く雷鳴のようなのか

受け取る人によって大きく違ってくる。

今こそ、
自分自身が何のために地球に生まれてきたか。

本当の自分らしさとはなんなのか。

自分と究極まで向き合うことが
本当に大事なんじゃないかと
この花を見ながらふと思った。

・・・

これにて彼岸花シリーズは一旦終了。

最後は何か
いろいろなメッセージが降りてきたけど

でもまぁ、
自分らしく生きるのは本当に大事かな。

個性を奪われる学校や社会。

でももうそれも終わろうとしている。

きっとこれからは
もっともっと明るく楽しい時代が待っている。

そう確信を感じながら…。


ご覧いただきありがとうございました
どうぞ倖せが繋がりますように!

2023年10月3日


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