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Photo Story|磊々-ごろごろ-/Gorogoro

Pentax KF f8.0 1/250s 270㎜ Sizuoka Yoshida
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「磊々-ごろごろ-」

浜辺にごろごろと転がる石たち。

何気ない光景かもしれないが
一つ一つの石を目を向けると
そこには様々な個性が見えてくる。

まだら模様の石。
白い線が入った石。
細長い石。
まんまるな石。

一つとして同じものはなくて、
その一つ一つが美しかったりする。

気づかないところにこそ
本質的な美しさがあることを
教えてくれた気がする。


Photo Story

榛原郡吉田町の釘ヶ浦でのお話。

ここの海辺は
とにかく石、石、石で敷き詰められている。

らいらい…。

尚、タイトルは磊々ごろごろと書いているが、
これは当て字のような読み方なので、
実際のところは磊々らいらいと呼ぶそうだ。

・・・

岩浜を見ると少しだけテンションが下がる。

海といえば白い砂浜というイメージ。

だからこそ、
グレー調のそれは
輝かしい海のイメージとは違う。

でもそれって、
僕の中に勝手に植え付けている
海に対する概念みたいなもの。

よくよく目を凝らせば心を無にして
海はとても青々と美しくて、、、

それに、
一つ一つの石に目を向けると
なんだか愛おしい気持ちになる。

体全身でアーシングするパートナー

よく見ると
たくさんの個性がそこにはある。

色だって一つではなくて
少しの違いを見出せば
そこには何十色何百色とあるだろう。

形だって同じ。

石たちは自分の個性を
まさに全身で表現しているのだ。

なんで今までそこに
気がつけなかったんだろうかと。

いや気がつかないように
させられていたんじゃないかと。

ずっとこれまで
個性を失わさせられる教育を受けてきた。

当たり前のように学校に行き、
当たり前のように働くことが苦痛だった。

そんな当たり前に馴染めなかったからこそ
精神的に辛くなって病気になってしまった。

今思えば馴染めなくてよかったんだと。

馴染んでいたら
僕もアンドロイド人間になっていた。

馴染んでいたら
こうやって当たり前に見ていた
岩浜の景色も美しいと思えなかった。

・・・

今は美しいと思うものが
身近にも溢れていることに気が付く。

気が付き始めると
ただ歩いているだけで本当幸せな瞬間ばかり。

みんなが石の一つ一つの個性に
気が付くことができる世界が早く訪れますように。


ご覧いただきありがとうございました
どうぞ倖せが繋がりますように!

2023年10月25日


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