SNSの対立構造は「金」を生む

SNSで対立している人たちは、言うまでもなく、双方が依存関係にあり、お互いを常に監視し合っている。

たが、最近気づいたことがある。

それは、特定個人に対する批判により、大衆の感情を煽ることで、正義を振りかざす批判家たちが儲けを出しているという事実だ。

以前はわざと? 批判を受けるような投稿ばかりしている人間がファンを増やし、情報弱者から時間とお金を搾取しているだけかと思っていたが、、、。所謂、炎上商法ってやつ。

批判される者、批判する者の闇は想像以上に深かったようだ。

わかりやすいやり方だと、SNSで特定個人に対する批判やヘイトを投稿し続け、フォロワーを増やし、個人ブログに誘導し、アクセスを稼ぎ、アフィリエイトで儲けるという手段をとっている人がいる。人によってはオンラインサロンを運営していることも。

つまりは、SNSで対立している人たちは、お互いに反目しあっているように見えて、実は協力関係にあり、お互いの懐を満たし合っているということ。(これはSNSに限らず、メディア全般にも言える)

あなたの感情は養分にされている

まぁ、無料で批判やヘイトを発信する原動力なんてないだろうから(無駄だし)、それが儲けにつながる構造になっているのは、当然といえば当然であるが、気の毒なのは何も知らずに巻き込まれている人たちだ。

いちいち気にさわる言葉が盛り込まれた批判家のツイートやブログに反応し、批判対象となっている特定個人のツイートをリツイートしたり、感情的になってヘイトを投稿したりしている。

情報を拡散することで、SNSで対立している人たちの知名度をますます高め、時間を無駄にしていることにも気づかず。

悲しいかな、ネットというのはポジティブなものよりもネガティブなものの方がよく読まれるのだ。

「正義の押し付け」は無駄でしかない

「正義の押し付け」とはよく言ったもので、ネット上で悪人とされる人たちへの批判家(ヘイターも含む)は「みんなが騙されないようにコメントしました」「一人でも多くの人に目を覚まして欲しくて」などと善人ぶっているが、すでに悪人によって騙されている人は、時間をかけて洗脳をとかない限り(もしくは自分で気づかない限り)、騙され続ける。

だから、SNS上で人から何を言われようと、聞く耳を持たないし、悪とされる人たちの言葉を神からのお告げのように享受し、信じ続ける。

そんな人たちに正義の押し付けをしても無駄というものだ。

SNSで騙される、甘いワードに弱い人たち

SNS上で騙される人たちは、自分で努力して何かを成し遂げようという気概に欠けているように見える。

「楽して稼げる」「好きなことを仕事に」「旅行しながら稼ぐ」「月商7桁になる方法」

上記のような甘いワードに弱く、すぐに信用して、楽して稼ごうとしてしまう。そんなうまい話があったことか! あるはずがない。

しかし、楽して儲けたい人たちに何を言っても無駄だと思っている。それもひとつの人生経験、人に騙されて、この世の成り立ちや真実を知ることも人として成長する上で大事だ。

冷たいようだが、人の発言、ましてやSNS上でのコメントを真に受ける人間というのは、自分で物事を考えて、決断する能力が足りないんだと思う。

日本の教育は先生が一方的に生徒に教えることがほとんどだ。その影響もあってか、他人の意見に依存して、自分で物事を考えるのが苦手な日本人をよく見かける。

自分で人生を切り開く力を高めたいのなら、対立構造を生んでいる人たち(ネット上で悪とされる人と批判家)のどちらも無視するのが一番だと思う。できればそんな人たちのSNSやブログは見ない方が、精神衛生上も良い。

その時間があるのなら、目の前の仕事や勉強に邁進し、趣味を楽しむことをオススメする。そのほうが絶対に人生は豊かになる。

生きていく中で疑問に感じたことをあらゆる角度から掘り下げて考察していこうと思います。独女の語る駄文。