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「焼酎メディア編集長」と「事務職」2つの顔を私が手に入れるまでのお話。

皆様、初めまして。都内に位置するスタートアップ企業、株式会社think shiftで普段は事務職、時々焼酎メディア編集長として働いている河野亜樹穂(こうのあきほ)です!
株式会社think shiftに入社した時点では、メルマガ配信・研修事務局・営業事務などの業務を担当していました。
しかし、ある出来事がきっかけで焼酎メディアを立ち上げることになります…!

このnoteは、26歳の私がどのようにして社内の人を巻き込み、自分の「スキ」を趣味から仕事に変えたかをお話しています。
自分の好きなことを趣味で留めるか、仕事にするかで悩んでいる方の背中を押すきっかけになれると嬉しいです!

私と本格焼酎の出会い

本格焼酎と私の出会いは二十歳の時。元々、お酒は大好きで、カクテルを飲んだくれていました。

そんなある日、古文書学の授業で仲良くなった教授と飲みに行った時に「河野さん、そんなにお酒好きなら焼酎飲んでみたら?焼酎飲んだことある?」
という提案をされます。
この問いかけがきっかけで、私が本格焼酎がどうしようもないくらい好きになるとは…笑

恐る恐る一口…
「え、全然くさくない…!!焼酎って美味しいんですね!!」
本当にびっくりしました!全く、くさくないし喉ごしがいい。新宿の思い出横丁で飲んだ佐多宗二商店さんの『角玉』という芋焼酎が私の記念すべき焼酎デビュー1杯目です。

この1杯が私の人生を大きく変えます!

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本格焼酎はなぜ飲まれないの?という素朴な疑問

本格焼酎にハマった私は、「本格焼酎美味しいから飲んでみてよキャンペーン」を実施します。キャンペーンという名の布教活動です。笑
友人と飲みに行く度に初心者でも飲みやすい焼酎を私が選び、飲んでもらう。ただそれだけ。
(ちなみに、このキャンペーンは現在も継続中!)
この活動で分かったことがいくつかあります。

若者はを本格焼酎を飲まない
そもそも焼酎を飲むきっかけがない
焼酎の情報はテレビ・雑誌・ネットでもあまり取り上げられていない

「どうしてこんなに本格焼酎は美味しいのに、飲まれないの?知られていないの?もったいない!」
と、毎日考えたものの「スキ」を仕事にできるのは、YouTuberのようなごく一部の人だけだ。
今思い返すと当時の私(2016年頃)は「スキ」を仕事にして「スキ」を嫌いになる可能性があるのも怖かったんだと思います。

酸いも甘いも共に過ごした本格焼酎

新卒でプリンターメーカーの営業職として入社。配属は福岡支店でした!
社風が体育会系・昭和気質の会社だったため毎日叱られていました。ご発注いただいても叱られるから理不尽の極み!笑
九州は噂通り焼酎文化の町なので、会社の飲み会は毎回「黒霧島」または「さつま島美人」のボトルと水割りセットを注文していたことを覚えています。


職場だけでなく、週3~4回ある社内の飲み会でも叱られるので、泣きながら芋焼酎の水割り飲んだことも何度もありましたね。結局体調を崩して、退職したのですが、辛い時も楽しい時も側にいてくれた焼酎に対する愛は深まる一方。
でも、まだ焼酎を仕事にする勇気は生まれません。。

株式会社think shift 代表浅野との出会い

現在私は、株式会社think shiftで働いていますが代表の浅野と出会ったのはインストール型業務システム開発会社です。最終選考でこんなに真摯に採用面接で向き合ってくれる社長がいるんだ!と感動したことを覚えています。

その後紆余曲折があり、浅野がthink shiftを設立することになったので私は浅野を始めとした経営陣と大きなことを成し遂げたいと思ったためthink shiftに入社します。(友人には驚かれましたが。笑)

think shiftでは、毎月一人30分ずつ浅野と1対1で面談を行っています。
設立してから約半年後の面談で「河野さんは、何かしたいことはある?」と浅野から尋ねられました。
その時に言おうか言うまいか悩んだ末に「笑われることが多いのですが、、本格焼酎を一人でも多くの人に飲んでもらいたいという夢があります…!」と回答!

浅野は笑わずに話を聞いてくれて「じゃあ、アイデアを出してごらん」と言ってくれました。その言葉が本当に嬉しくて仕方なかったです。

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純粋な熱意は人を巻き込める!

面談終了後、私の中で長年閉じ込めていた想いが爆発!
すぐに社内のクリエイティブチームで打ち合わせを行い、

辛い時も楽しい時も本格焼酎は側にいてくれた!
本格焼酎はこんなにも美味しいお酒なのに全然飲まれていない!
一人でも多くの人に飲んでもらい、本格焼酎に恩返しをしたい!

私がどれだけ、本格焼酎に助けられてきたのか、どれほど本格焼酎を愛してやまないのかを自分の言葉で必死に伝えました。

最初はポカンとしていたクリエイティブチームも私の言葉や表情から本気度が伝わったのか、「焼酎メディア立ち上げ」がその日のうちに決まりました!笑
サイト名も次の日には決まり、私が研修事務局で忙しい間はクリエイティブチームがコツコツと記事をライティングを進めてくれました。本当にありがとうございます!
そして、2020年1月13日(私の誕生日)焼酎プロモーションメディア『RANBIKI』をローンチ。

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このスピード感はスタートアップ企業ならではのメリットだと思います。
自分の「スキ」を会社に受け入れてもらえて、カタチになる。こんな嬉しくて幸せなことはない。
私は環境に恵まれているなぁ…としみじみ思っています。また、想いが強ければ強いほど相手に響くことも学ぶ機会となりました!

亜樹穂のこれから

私はこれからも2つの顔を持って生きていきます。
研修事務局の仕事も営業事務の仕事も好きなので、続けていきたいです。


最近では、学生の頃から大好きな酒造メーカーの広報の方や杜氏の方とお話する機会も増えてきてほんっとうに幸せです。
焼酎業界を盛り上げるコミュニティにもお声がけいただけて、本格焼酎をきっかけに新しいご縁もたくさん増えています。ありがたい限りです!

最後に自分を鼓舞するためにも挑戦したいことを残します!

個人でやりたいこと
・2020年に焼酎ナビゲーター・焼酎唎酒師の資格取得
(発する言葉に説得力がほしい)
・酒蔵めぐり(九州に1週間位滞在したい)

社内のみんなに力を借りてやりたいこと
・本格焼酎イベントの企画・実行
・芋焼酎の香り成分の抽出・商品化
・焼酎のラベルデザイン
・本格焼酎に力を入れた飲食店巡り(飲食店とコラボ企画したい!)

熱い想いは夢を叶える第一歩

まだ夢叶えていないのに早くない…?と思う方もいらっしゃると思います。
そういったご意見を承知の上でお伝えします。
「どうしても◯◯をやりたい!」「諦めきれない!」
そんな想いを持っている方は、ぜひ周りにいる人に話してみてください。

最初は恥ずかしいかもしれませんが、10人、20人と話していくうちに真剣に話を聞いてくれる人に出会えます。これは本当。
真剣に話を聞いてくれる人は、最良のパートナーです。
ぜひ、胸に秘めた熱い想いを口に出してみてください!

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