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がん体験記-2 生まれて初めて、乳腺外科へ行く

がん体験記ー1 からの続きです。3年前の話。


出張から戻り、近所のクリニックに予約を取っていってみました。
乳腺外科、専門の病院です。

ワタシ自身、乳腺外科なんて初めて。

院長は女性でした。予約制なので、待合室にもう一人だけ。

すぐに呼ばれて、挨拶もそこそこに、すぐに診察が始まる。


触診やら、エコーやらで診て、女医の口から出た言葉。


「がんだね」


わたしの心の中

「は?なにを軽々しくそんな言葉を?そんな簡単に?」


そんな氣持ちでした。


院長からしたら、当たり前のフレーズで、しょっちゅう口にしてる言葉かもしれないけど、患者からしたら、初めて行った病院で、いきなり、まだその医師と会話も交わしてないところなのに

急に、なんの気遣いも思いやりもなく

「がんだね」のひとこと。


びっくりしません?

もっと他に言い方とか、言い回しとか、間の取り方とか、あってもいいんじゃないかしら。。。


まあ、医療ドラマの見過ぎかもしれないけれど


「ご家族の方、呼んでください」

みたいなやり取りで、もっと深刻に、がんって告知されるもんだと
思ってたところもある(笑)


医師が発した言葉にもびっくりだけど、最近の病院の先生って、患者の心持ちとか、感情とか、患者の立場とか、この言葉を言ったら、患者がどう思うかとか、どう感じるか とか


そんなこと、まったく考えず
そんなこと、まっったく想像もできず


人とまともにコミュニケーションできないような


こんなポンコツな医者が、多いんですかね?


頭だけいい、偏差値だけ高い、人の氣持ちとか察することができない。


そんな医者が多いんでしょうか。


少なくとも、わたしには、この女医はそう見えました。


ここ数十年、病院に行ってなかったから、いつの間にか、医療現場がこんな状態になってしまっていたんですかね?驚きました。


その後、マンモ取りましょう、といわれ、検査。

そして、「細胞の一部を取って、生検、検査機関に送ります」


というので、チクッとしたけど、それも検査。


そして、その後の女医
「この際、MRIも取っておきましょう。近くの検査できる大きな病院、紹介します」

と、言う。


後日、その検査機関いったら、MRIして、そしてそして同じように、マンモ取って、生検も。


そこで思ったこと。


「ここでやるなら、なぜクリニックで検査したのか?ただのお金儲けか。マンモの被曝量わかってる?」


ますます医者や病院への不信感がつのっていくのでした。


このシリーズ、まだ続きます。



自分用のメモとして

MRIの時、大きな音出るんですよね、あの検査。そのため、ヘッドホンするようにいわれます。

そのヘッドホンから流れてきたのは、オルゴール風味なんだけど
あきらかに、ミスチルの曲。

イノセントワールド
君がいた夏
Over


とか、初期のミスチルね。

検査士の方、ワタシの年齢みて、一応、選曲してくれたのかしら。

って検査しながら思ってました(笑)


若い世代の人には、違う曲が流れたりするのかな?
すっごい氣になります。

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