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12演技レッスンの診断

【診断の流れ】
演技未経験者、演技経験が少ない俳優、演技に悩みを抱えている俳優に、どんな内容のレッスンをすれば良いかの診断をします。演技未経験の人は診断を受けるかどうかを相談してから進めていきます。

①演技についてのトーク
俳優から演技についての話を聞きます。演技経験、疑問、悩み、話したいこと、何でもいいので演技について話して頂きます。今までの出演作品の映像があればそれを観ながら演技について話し合いをします。
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②リラックス
身体のリラックスから呼吸のリラックス。
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③感情を感じる
自分に影響を与える人や出来事をイメージして感情を感じる。(俳優をありのままにします)
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④リピティション
ありのままの状態で言葉を繰り返すレッスンです。
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⑤シーン演技
事前に台本を渡し二人シーンの台本を演じて頂きます。

①〜⑤まで、個人レッスンだと一時間くらいです。グループレッスンになるともう少し時間を要します。①〜⑤で俳優としてのタイプや演技の癖なども分かります。レッスン内容を俳優と相談しながら進めていきます。


【ざっくりした演技レッスンの流れ】
演技レッスンの目標は、“観心動の演技”です。

①観心動の演技の仕組みを紹介
各自の観心動の演技の話し合いをする。
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②リラックスのレッスン
俳優を自由(柔軟)にする。緊張の緩和。
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③即興演劇のレッスン
自分を使って演じる。
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④自分の声を見つけるレッスン
演技の声、役の声、伝わる声、観心動の声を見つける。
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⑤感情を表現するレッスン
感情を開ける。ありのままの自分の認識。メンタルケア。
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⑥感情のコミュニケーションとリピティションレッスン
ありのままの自分で感情のコミュニケーションを身につける。
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⑦役づくりレッスン
自分と役との繋げ方。役への理解。役に成りきる。
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⑧台本読解レッスン
台本の様々な読み方。台本の内容への理解。役への理解。演技プラン。
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­⑨シーンレッスン
台本を使用してのシーン演技。自由な発想、自由な感覚、自由な表現で演じる。
(①〜­⑨までが俳優ファーストの演技レッスンの、演技の心づくりと身体づくりです。観
心動の演技をする準備をします)
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⑩現場のサポート
俳優ファーストの演技レッスンでは現場のサポートも提案します。(リラックス、感情準備、本読み、リハーサルなど。現場の演技は現場で生まれるので、レッスンでやってきたことを捨てるまたは忘れるようサポートします)

 俳優一人ひとりの診断によりますが、演技経験がない、少ない俳優には①〜⑨­の流れを提案します。演技経験がある俳優への提案は、即興要素が苦手ならば③即興演劇、感情表現に躓いてる場合は⑤&⑥感情表現&感情のコミュニケーションレッスン、役と自分を繋げるには⑦役づくり、台本の読み方は⑧台本読解、色々な役を演じて演技の経験値を増やしたい俳優は­シーンレッスン。ご自身に必要なレッスンを相談しながら選んで頂きます。他にも、リラックス、メンタルケアなど、ご自身のメンテナンスもレッスンに含まれます。


【その他のレッスンの提案】
・レッスンだからこそ自分の好きなように自己満足する演技がしたい俳優は、観心動の演技なんて関係ない。ご自身が納得のいく自己満足の演技レッスンをしましょう。
・演技に関連するレッスンの提案として、漫才、コント、ものまね、歌、ダンス、落語、狂言、日舞、殺陣など。
・演技以外のことを提案する場合があります。台本作成、小説や自叙伝の執筆、映像制
 作、若手俳優への演技レッスン指導、演出、職業研修、農作業、スポーツ、ヨガ、絵画、陶芸、楽器、ゲーム、旅行、語学、心理学、脳科学、肉体改造、私生活の改善、日記を書くなど。
・何もしないことも出来ることとして提案します。
・俳優から提案があればそれもやります。

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