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#02_人生の転機

こんにちは。
第二回のnoteになります。
今回もよろしくお願いします。
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このマガジンでは、創業に至った原体験にフォーカスして書いていきます。自己の棚卸しがメインですが、これがキッカケで仲間が増えてくれたらとても嬉しいです。前回のnoteはこちら。
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・オンラインゲームの世界
・画面の向こう側
・SAOとの出逢い

「オンラインゲームの世界」

初めてオンラインゲームに出会ったのは中学生の頃でした。
僕が通っていた中学は地元でも有数の荒れたところで、
法に触れるような出来事が横行していました。

案の定、心から楽しめるような学校生活ではなく、
僕も多々辛い思いをしました。

そんなある日、尊敬していた先輩から紹介されたのが、
「メイプルストーリー」というゲームでした。
当時、とても人口が多く人気だったのを覚えています。

先輩とゲーム内で話しながら、ゲームシステムやモンスターの倒し方を学び、レベルの低いユーザーではとても行けないような街を旅しました。

それから、歩き方が何となく分かってきた頃にとある出来事がありました。

メイプルストーリーには、”狩場”という概念があります。
レベルを上げていくために経験値効率、周回効率が良いフィールドのことを指す言葉です。

行きつけの狩場でいつも通り、モンスターと戦っていた時、狩場のど真ん中で動かなくなっている一人のプレイヤーがいました。(以降Aさん)
恐らくPCから離れなければいけないことがあったのでしょう。

当然、ど真ん中に何もせずに立っていれば、モンスターから攻撃され続け、最悪の場合、死んでしまいます。

Aさんが高レベルのプレイヤーであることはデータを見ると分かりました。とはいえ、残りの体力がどの程度あるのか分からないので、僕は咄嗟にそのプレイヤーを守りに行くという決断をします。

左右から襲いかかってくるモンスターを倒し続け、数分経過した頃。
Aさんが戻ってきました。さすが熟練のプレイヤーだけあって、すぐに置かれている状況を理解したようです。

Aさんはニッコリと笑みを浮かべ、深々と頭を下げると、大量のゲーム内通貨を僕に渡して去っていきました。

今考えれば、何気ない出来事なのかもしれませんが、当時の僕は見ず知らずの人に、オンラインゲームを通じて感謝されるという体験をしたのです。

「画面の向こう側」

前述の体験以降、オンラインの世界は自分を必要としてくれる。
そう感じる瞬間が出てくるようになりました。

その後、幾つかのオンラインゲームを転々とするなかで、
Counter-Strike Online(以下CSO)というFPSゲームに出会います。
幼い頃からミリタリー系のアクション映画が好きだったので、
すぐに虜となりました。

CSOはテレビのCMで知りました。
当時はサービス開始して間もない時期だったので、とても活発でした。
ゲームを通じて、人と関わる楽しさを知った僕は、クラン(チーム)を立ち上げることを決め、公式の掲示板で募集を始めました。

当時のゲーム内ネームが”アズナブル大佐”でした。(ちょっと恥ずかしい)
ガンダムのキャラからの引用というのと、募集記事が中学生という年齢の割にしっかり書けていたようなので、自分よりも年上の人ばかり集まってきました。

地方の中小企業社長、元海上自衛官、トラック運転手、介護福祉士etc...
大学生もとても多かったですね。

遥かに年上の彼らは、自分の知らない世界を知っているので、毎晩話すのがとても楽しみで、笑いが絶えなかったのを今でも覚えてます。

そんな日々が、オンラインを通じて人と繋がる楽しさに魅入られた原点なのだと思っています。

「SAOとの出逢い」

オンラインゲームにどっぷりとハマる日々を過ごしていたある日。
親友から一冊の小説を紹介されました。

それが「ソードアート・オンライン」(以下SAO)との出逢いです。
第一巻を読んだときにとても感動を覚えました。
当時は単純に面白さを感じ、SAOのような世界に行きたいなと漠然と考えていました。

漠然とした気持ちから、実は惹かれたことに理由があったのではないかということに気づき始め、人生において歩む確かな道になっていくのは、また次回以降のお話にて。

次回は、
・進路決断
・自分に”継続力”はあるのか
・”本気”になれるものって何だっけ。

上記を予定しています。それでは!

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