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妻、JLPT3に合格!

今日、昨年12月に妻が受験したJLPT(日本語能力試験)のN3合否開示があり、無事に合格した!

妻は2008年に初来日(といっても短期旅行)。その後2014年に再来日し、この時は東京・恵比寿の日仏会館にある図書館でのインターンを経験、2016年にはワーキングホリデービザでの1年の滞在も果たした。日本語の勉強を本格的に始めたのはこの年で、その様子は以前記した通り。

この年に3ヶ月ほど都内の日本語学校に通い、あとは生活しながらの自主学習。2017年にフランスへ(僕と共に)帰国後も、一時パリ市内の日本語学校に通った時期もあったが、基本的には自主学習(+僕)でがんばってきた。

N5から始まりN1を最高難度とするJLPTは、世界共通の日本語検定(英語でいうところのTOEIC的な感じ)であり、外国人の日本企業への就労などにも大いに関係してくる。職種にもよるが、大方N2以上を目安としている企業が多い。ちなみに今回妻が受験したN3の内容はこんな感じ。

日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる。新聞の見出しなど内容の大筋理解できる。自然なスピードに近い速さで話しても理解してもらえる。
学習時間の目安:950-1,700 時間

1700時間というのは、仮に毎日1時間半勉強したとしても、3年かかる数字だ。社会人なら、「毎日1時間半の勉強」という時間の捻出はなかなか大変なのではないだろうか。

更に、日本語は世界で最も難しい言語の一つであると言われている。ひらがな/カタカナ/漢字と3つの文字を使う言語は他に例を見ず、また敬語表現などは時に日本人でさえ間違うものだ。また、「文法が英語などに比べてがっしりしてないから、単語を並べれば意味が通じる(故に日常会話はしやすい)」という意見もあるが、これは裏を返せば「文法がどの教科書でも同じように体系化されていない(故に覚えづらい/教えづらい)」という真理もはらんでいる。事実、妻に文法の解説を頼まれた時に、幾度となく言葉に詰まることがあった。

また、僕らが現在生活している南仏某所は、周囲に日本人など皆無に等しい。言語学習において、どれだけ日々その言語を自然に耳にするのが有利となるかは自明だろう。その点、妻はムニャムニャ…


ごたごた色々言ってきたけど、
要は、「妻よくやった!」と声を大にして言いたいだけ!


フランスからは以上です。

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