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同意と合意を超えて。

この世界が、分断されている、なんて良くニュースや評論などで言われている。人はいつだってつながりの中にいたいし、孤独にはなりたくない。でも、結果的に人と人とは分離するし、人の集団の間でも分断は起きてしまう。地球規模でも人と自然の分離や、人と人、国と国の分断から、戦争や地球破壊は加速しているし、それが徐々に極まってきているのを感じている。 その一つの鍵となっているのが、「人と人との繋がりは、同意や合意とイコールである」という無意識の信念みたいなものが影響しているみたいで。。。「

    • 職員宛のメッセージ。

       みなさん、本当に大変な中、お疲れ様です。第7波、すごいですね。苦しいですね。 今日は、私の内面からみんなに伝えたいこと、伝えたいと思います。  いつもそうですが、全職員向けにメッセージなり言葉なりを発信するときには、いつも恐れが駆動するのです。 分かってもらえないんじゃないか、誤解されるんじゃないか、反応が起きるんじゃないか。 でも、分かってもらえない痛みはあってもいいって許せたときだけ、こうやってメッセージを出せるのです。 でも、すごく勇気が要るんです。 7月の末から

      • 6歳が親を軽々超えていった。

        我が家には3人の子供がいる。今日は2人目の長女「きーちゃん(6歳)」と、3人目の次女「みーちゃん(3歳)」の話。 2人は天真爛漫な姉妹だ。私は常々子供たちに、「ありのままであっていい」という態度で接している。 そんな昨日の夜、みーちゃんはおもちゃの刀で姉のきーちゃんの顔を叩いた。きーちゃんは泣いていたが、みーちゃんに仕返しをしなかった。私はみーちゃんを、怒った。みーちゃんは、ずっと号泣していた。 みーちゃんの泣き声が聞こえなくなったのでベッドに行ってみると、きーちゃんが

        • いのちを感じた日

          2日前に義叔父が亡くなった。 今日はそのお葬式だった。教会葬で、その教会は45年前に叔母との結婚式を行った教会だった。 義叔父はアメリカ人で、45年前としては衝撃レベルの国際結婚だったらしい。 なにしろその当時は、太平洋戦争を知っている世代がたくさん生きていて、叔母の家でも鬼畜米英などと言われていた大反対に遭っていたらしい。 教会では牧師が、あたりまえだけど、キリスト教らしい話をしていた。 23歳の時に祖母が亡くなった時に、天国の存在を身体で感じたらしい。 それは亡くなる

        同意と合意を超えて。

          タメ口で話してもらえた。

           今日仕事をしていたら、私は背が高いものだから、職場の棚の角に頭をぶつけてたんこぶができた。夜にシャワーを浴びている時に、髪を洗っていたら痛くて、思い出したことがあってハッとした。 「先生、どうしたと?」 ぶつけたのをみていた職員が、(福岡弁で)タメ口で私に声をかけてくれていた。そのことを思い出したのだ。 私は900人余りの従業員がいる病院組織を、理事長として2年前に父から継いだばかりだ。 実家の病院は、福岡の田舎にあり、3歳くらいまでは住んでいた地域だったが、あまり

          タメ口で話してもらえた。