稲刈りしたら酒造り始まった【3期目】
とても暖かい初秋もようやく終わったと思ったら急に朝夕の冷え込みが強くなり、布団に包まるのがなんとも心地よい、という季節のジェットコースターを味わう今日この頃。まあまあ書くのが遅くなりましたが、落下し始めた9月の中旬に稲刈りしました。
稲刈りの様子
前回の記事でやや倒伏気味の圃場があると書きましたが、結局新規圃場6枚のうち3枚は結構倒伏してしまいまして、その圃場の稲刈りの様子がこちら。
かなり難航しました。倒伏している以上に、排水管理不足が大きい要因だと思われます。心身共にかなり疲弊しました。今年新たな圃場を経験して、その個性を十二分に体感しましたので、来年の作付けに向けてしっかり対策したいと思います。
一方3期目の圃場はというと
特にこちらの圃場は草丈も倒伏田並にあるのですが、分げつもかなり進んでくれたこともあって、葉の色落ちも収量も良い結果となりました。この圃場実は田植え体験に使用した田んぼでして、全部手で植えました。機械植えよりも浅く植えることができたのかなんなのか‥手植えは最強なのかも?
収穫したお米とその行方
お世話になってる農家の方やJAによると今年はカメムシが多かったようですが、ありがたいことになぜだかうちの圃場は少なく済みました。ということで今年のお米の等級は一等をいただくことができました。
このお米で今年は3種類醪をたてる予定ですので、また造り始めたらその様子を書いていこうかと思います。
迫り来る酒造期
稲刈りが全て終わったのが9/25だったのですが、弊社の今年の酒造りが始まるのが10/10。
当然稲刈りしている最中にも他の方がその準備を進めてくれています。しかし稲刈りが終わっても‥
田んぼの水捌け改善のため、ひたすら水路の掃除や内畔づくりをしてて、なかなか酒造りの準備に手がつけられずにおりました。
そして始まる酒造り
そんなこんなで慌ただしく過ごしながら、あっという間に今年のお酒造りが始まりました。
今期も良いお酒を目指して試行錯誤しながら頑張ります。