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『読書note』小さな三代目企業の職人軍団 教科書なきイノベーション戦記

同じペンキ屋の先輩アトツギの竹延さんが書いたこちらの本。
一気読みしてしまいました。
建設や塗装の話もありますが、専門的な話もほぼなくどなたでも読める本だと思います。

同じ業界だからというのもありますが、それ以上に社会人としても感じることが多くあり、今後の自身の行動の規範にもしていきたいワードもたくさんあったのでピックアップしながら感想も込めて紹介していきたいと思います。

1)1000人に1人になる思考法

これを聞き何を思うでしょうか?
1000人に1人とか自分には関係ないとか、どうせすごい人の話でしょう。とか色々思う方もいると思います。
ですが、ここに書かれているのはシンプルで、

ということでした。
えっ?それだけと思いますが、勉強し行動に移せるのが、10人に1人と言われているそうで、行動を2回起こせば、100人に1人、行動を3回起こせば1000人に1人になります。
私も何かとやらない理由は考えます。もっと完璧になってから動こうとか、断られないようにロジック固めようとか、きっと今は嫌がられるだろうな…とか。これは結構頭使うというか疲れるのですが、自分の頭の中で終わっていて、一歩も前には進んでいません。

倒れるなら前のめりに倒れろ。

とても大切だなと思いました。
ということで、この本を読んだ翌日に、共同開発をしたいと強く思っていたとある面識のない会社様へ連絡することに。結果がどうであれとりあえず、本を読み行動したということで10人に1人に入ったかな。。

2)『良い会社』とは

次に竹延さんは本の中でも、働く人や働く環境についてとても深く丁寧に考えており、またほとんどの行動の根源にはそこにあるのではないかと思いました。
経営については色々考え方はあると思います。
売上や利益が大切という人もいれば、社会貢献を全うするのが大事という方や、はたまた社長の考えが一番だ。という考えなど…。
私はまだ経営者ではありませんが、近い将来を見据えて考えることは多々あります。そんな中でも、
会社とつながりをもつお客様、地域、人のためにがんばり努力することで、人も会社も成長できる
というのを大切にしたいと思いスマホにメモしてました。
そして本の中ではこう書かれていました。

竹延さんは、この信念を元に、会社の評価の仕組み、働き方、育成方法…人に関わる全てのものの改善を行っています。
さらに、1)でもあった行動力で、役人、他社、社員、OB、家族…多くの人を巻き込み行動している様子が細かく本には書かれていました。
そして、その行動の元に、社員が成長したことによって明確に売上が増加していると言っている点。ここも素晴らしいと思いました。業績アップが社員にとっても、努力が報われる一番の喜びだと思います。

というか、ここまで細かくノウハウを全公開して凄いなとも思いましたが、前述の1)にあった通り、ここのノウハウ全てを行動できるというのは10人に1人×10人に1人×…という事を考えるととても真似ができるものではないですね。
私はMECEな行動はとても苦手ですが、相談もしながら実行してきたいと思います。

3)センスある行動

本を読めばより詳しく書いてあるのでぜひ読んでいただきたいですが、
今回思ったのは、
行動1つ1つの結果がとてもセンスがある。
と感じました。

例えば賞を取ることがゴールではないのは言わずもがなですが、がんばって行動していても賞は中々とることができません。
自衛隊からの感謝状、経済産業大臣表彰、厚生労働表彰、大臣賞…本当に多くの賞を取っています。
賞をとる意味は中小企業にとってはかなり大きいですが、何といってもほとんどの賞が『働く人/環境』に関わる賞なんです。

これは鶏卵かもしれませんが、
2)の良い会社の目指す行動の方向性が、働く人/環境に向いていて、その行動1つ1つで巻き込む人が上手かったからこその結果だと思います。

これらの賞は、働く人/環境が評価されているということなので、働いている人も嬉しいと思います。(僕ならうれしいし自慢になります)

そしてこれは結果将来の人材(採用)にもつながりますし、
何だかとてもセンスがあるなーと読みながら感じました。

最後に

ネタバレになってしまったらすいません。同じペンキ屋業界だからこそどうしても自社と比べてしまいますが、自社は自社で変わってきているところもあります。ちょうど今評価基準を見直したいという話を持ち掛け今改革を進めています。

働いている人にも恵まれていると思っています。
あとは、方向性やがんばる指針、がんばった先の報われ方や、会社がメンバーの成長についてもっと考えるなど、人にもっともっとフォーカスした施策や指針を作っていきたいと思います。
製造業って、大変でしんどいイメージも強いですが、カッコいいし仕事だと思いますし、モノを作ることでの社会貢献ってかなり大きいと思います。実際弊社の商品もすごいところで使われています。

弊社で働くことが、自慢になるように。よりがんばりたいと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

▼小さな三代目企業の職人軍団 教科書なきイノベーション戦記 https://www.amazon.co.jp/dp/4822288765/ref=cm_sw_r_tw_apa_i_zQxOEbAX4K4S7

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創業90年を越える工業用塗料を扱う斎藤塗料の五代目アトツギ候補。前職はDeNAで、8年ほどモバイルゲームのプロデューサーをしてました。既婚で子供は2人。最近もの忘れて激しいので備忘録も兼ねて、note書こうと思います!
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