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冬の北欧デンマーク編②〜生活リズムの奴隷〜

時差という名のスタンド攻撃

そう。このシリーズのトップ画像はGoogle翻訳アプリの画面だ。
残念ながら今回も激しくお世話になり、自戒の念とGoogleへの表敬の意がこめられている。無念。

北欧旅行の2日目がスタート。デンマークと日本の時差は8時間。
12時間ほどかけて移動してきたがそれと同時に8時間過去に行っている。
昨晩就寝した時には確か手元の時計は22時を指していたので日本時間は朝6時ということになる。
早起きして片道2時間かけて遠くの映画館にいって開場から開演まで1時間ほど待ってから正午スタートでそんなに美味しいわけではない食事休憩をたまに挟みながら12時間ほどかけて酒も飲みながら4本映画を見て朝6時に帰宅して横になるのを想像したら圧倒的に疲れたし、そんなことをうやむや考えているから深く眠れないのだろう。
ねなきゃだめだねなきゃだめだねなきゃだめだ
ということで22時就寝からの2時ごろ起床。寝付けず今の自分の体内時計と向き合いながら過去と未来に想いを馳せるという生産性が皆無な時を過ごしていた。

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泊まったホテル。元々はAirbnbで予約していたのだが、抑えていたところに直前になってちょっとしたwater damage(かっこいい)が発生してダメになっちゃったぜと言われて仕方なく急遽予約。
付いていたプールが若干チャラめな見た目ではあったのでこれはなんとしてもプールサイドで異国情緒を感じながら映えてる写真を撮りたいところ。しかし俺はとにかく眠かった。ひとまず朝になってHPが回復したら行ってみよう、、

大いなる期待を胸に迎えた朝。
清掃has started.もちろんKEEP OUT.

なんということだ、くそっせめてサウナだ!
神経過敏かつ寝不足で満身創痍な今こそ自律神経をととのえずして一体貴様はいつととのうつもりなのだ!ドアをセルフで開け閉めするスタイルな上にガタガタいってて乗るたびに不安に駆られるエレベーターで最上階へ。

清掃である。もうね、圧倒的清掃。
汚くてもいい。座れなくてもいい、立ってでもいいから入らせてくれ。
いや、俺が清掃をするし、なんならそのままアウフグースイベントを開催させていただきジャパニーズオモテナシソウルを披露することも辞さないのでサウナストーブの電源だけ切らないでくれ。

あまりに落胆。
ご丁寧にルーフバルコニーを経由した先にあるサウナ室の前で冬の北欧の吹きすさぶ風を受けながら肩を落としすぎて肩がなくなった。
そして部屋に戻り海外にありがちなバスタブのないシャワーで身体を半端に温めて二度寝をしたのであった。

と、いうことでプールとサウナ付きなことがおそらく最大級のメリットである初日のホテルを爆裂チェックアウト。

消沈散歩

絶望の余り視力が絶頂時の20パーセント程に落ち込んだ私は道中綺麗な街並みに目をやることもなく次のホテルへ向けて必死に荷物を運んだ。比較的近い距離だったのでタクシーも使わなかったがその道中は千里の道の様にも感じた。

こちらは楽しみにしていたデンマークデザインをふんだんに取り入れつつもリーズナブルでこじんまりとしたホテル。

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うむ。視力が少しずつ戻ってきた気がする。

荷物を置いて気を取り直し街へ繰り出す。

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建物はかわいいのだが空が私の気持ちを表している。

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昼飯。ヨーロッパという店名にも関わらずBGMはTOTOのアフリカであった。

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歩く

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デザインミュージアム。眼福につき視力が戻る。

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ナイトクラブ文化の展示、みたいなのをやっていて好きな音楽が聴けるようになっていたので

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せっせと爪痕を残す。

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日本が誇る名機たちもバッチリ登場。

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思いがけず音楽的な展示に出会えて良かった。

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市街地に突如現れる要塞。

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侵入してツボやタンスを調べるとちいさなメダルが出てくるタイプの家。

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国をあげて自転車大国にしたいらしく、チャリ道が車道と同じ幅。
歩いているとけたたましくベルを鳴らされる。自転車様が絶対なのだ。

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的、図書館。

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魚たちの生々しさと深海感強め。かつなぜかクロノ・トリガーを思い出した市場。
デンマークは物価が高く、1.5から2倍と聞いていたが体感だと日本の2から3倍なイメージ。慣れてないからだろうか。さらには消費税的な扱いの税金が25%かかる。

未だサウナとの出会いはなし。

つづく







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