見出し画像

セレブに学ぶリアル英語 ☕︎ バート・シンプソン

セレブの発言に限らず英語圏の国・地域で日々実際に話され・書かれている文章を見ることは、興味を持続しながら楽しく英語を学べる方法です。普段使われているフレーズと意訳・文法をリラックスしながらセレブに学ぶ使えるリアル英語を楽しんでください。

今回はアメリカン・コミックのスーパースター的存在のバート・シンプソンです。なので、例文はかなりユーモアのあるものばかりです。シリーズを観たことがない人にはニュアンスが伝わりにくいかも・・。でも、楽しんでもらえると思います。どうぞ〜!

"You think I’m dumb enough to fall for that? I’m insulted.”

「そんなことに騙されるほど僕がバカだと思ってるの?侮辱だな。」

dumb enough:「じゅうぶんに愚か」。enough 副詞として用いられ形容詞+ enough to 〜「〜するのに必要なだけの〜」ですね。(例・Are you old enough to derive a car? 「車の運転ができる年齢ですか?」This smartphone isn't cleaver enough to do what I want to do. 「このスマホって僕がやりたいことが出来るほど優れていない。」)
* dumb:「愚か・間抜け・馬鹿げた」。この dumb は会話で頻繁に出てくる単語ですね。Oh, it's so dumb!「あ〜、なんておバカ!」や Dumb it! 「チクショウ!」など、かなりカジュアルな場面で登場するフレーズです。
* fall for 〜:「〜に落ちる・〜に陥る」。(例・You are going to fall for that.「騙されるぞ。」I fall for you.「君に恋する。」)いつもネガティブな意味ではないので、結構使えますね。

"I can't promise I'll try, but I'll try to try."

「やってみるって約束はできないけど、やってみる努力はやってみる。」

* will + 動詞:「やってみる・試す」などの意味で will は会話中に決めたこと going to はすでにもう決めていることを言う時に使います。(例・Are you going to see a film. I'll (I will) come with you then. 「映画見に行くの?じゃ、僕も行くよ。」あなたはこの会話より以前に映画に行くことを決めていて、僕はそれを聞いてその会話中に一緒に映画に行くことを決めた、と言うことです。会話では定番のように出てくる表現ですね。
* try to try :「試すことを試す・やってみることをやってみる」。

"You got the brains and talent to go as far as you want and when you do, I’ll be right there to borrow money."

「君は自分が望むところまで出来る頭脳と才能があるんだから、やり遂げたらお金を借りに行くね。」

* as far as 〜:「〜の限り・〜の限りでは」。このフレーズも定番中の定番でいろんなシーンで使われます。(例・I haven't seen that as far as I know. 「僕が知る限りでは見たことがない。」Do as far as you think you can do. 自分ができると思うところまでやってみろ。」) 

"Look in my eyes. See the conviction? See the sincerity? See the fear? As God is my witness, I can pass the fourth grade."

「僕の目を見て。信念が見える?誠実さが見える?恐れが見える?神様が僕の証人だから、4年生はやらなくていいんだよね。」

* look in 〜:「〜をみる・〜を覗く」。look in in をともない中を見る・覗き込む・調査をするイメージで、look at at と点を見る・表面を見るイメージですね。(例・I look at the mirror on the wall.「壁にかかった鏡(自体)を見る。」I look in the mirror carefully. 「注意深く鏡に映った自分を見る。」)
* as 〜:「〜の如く・〜のように・〜するが如く」。
* pass:「通過する・通り過ぎる・乗り越す・通行許可証(名詞)」。

"Christmas is a time when people of all religions come together to worship Jesus Christ. "

「クリスマスってあらゆる宗教の人たちがみんなで集まってキリスト様を崇拝する時なんだよね。」

* people of all religions:「あらゆる宗教の人たち」。
* worship 〜:「〜を崇める・〜を崇拝する」。

"You make me sick, Homer. You're the one that told me I could do anything if I just put my mind to it."

「あんたにはうんざりだよ、ホーマー。気持ちを込めて取り組めば何だって出来るって言ったのはあんただよ。」

* make me sick:「うんざりさせる・散々な目に遭わせる」。
* Homer:ホーマー、バートのお父さん。バートはいつも実父のホーマーを友達のように呼び捨てにしますね。
the one that +動詞:「〜をする人(モノ)」。which はモノ・コト、who は人を説明するときにだけ使います。一方、that はそのどちらにも使うことが出来る便利な関係代名詞ですね。
* put mind to it:「取り組む・注ぎ込む・気を配る・気持ちを入れる」。

"You did it, Homer, you saved me from the bullies, you're the coolest kid I've ever met."

「ホーマー、やってくれたね、いじめっ子達から僕を救ってくれた。あんたは今まで出会った中で一番カッコいいガキだよ。」

* save from 〜:「〜から〜を守る」。
* bulliesbully「いじめっ子」の複数ですね。
* coolestcool / cooler / coolest「カッコいい、よりカッコいい、一番カッコいい」。cool は「冷たい・涼しい」の意味もありますが、You're cool, man! のように「あんたカッコいいね!」のように「カッコイイ・いけてる」と言う意味で会話で頻繁に使われています。
* kid:「子供・幼児・子羊も kid と呼びます」。

"Well, we hit a little snag when the universe sort of collapsed on itself. But Dad seemed cautiously optimistic."

「そうだね、宇宙が崩壊しそうになったとき、僕らはちょっとした問題に遭遇したね。でもホーマーは慎重ながら楽観的であるようにも見えたよ。」

* snag:「(動詞)引っかかる・遭遇する・妨害する、(名詞)障害物・問題」。
* sort of:「(形容詞)いくらか・幾分・ある程度・やや」、kind of「のような」、somewhat「幾分・多少」、in some way「何らか」、a little「少し」などに置き換えも可能で、会話でよく出てくるフレーズです。(例・I'm sort of excited. 「なんか興奮してるよ。(興奮している感じ)」Then shop looks kind of too busy.「お店が混んでるみたいだね。」)
* seem:「(動詞)のように見える・と思われる・らしい」。seem の後は to+動詞や接続詞以下の文が続きますね。(例・You seem to forget what I said.「僕が言ったことを忘れたみたいだね。」It seems that you've been very busy.「あなたとても忙しそうね。」)
* cautiously optimistic:「慎重ながら楽観的」、相反する状態を掛け合わせたユーモアたっぷりのフレーズですね。

"Oh please. This is senseless destruction with none of my usual social commentary."

「頼むよ〜。 これって僕のいつもの社交辞令がまったく含まれてない無意味な破壊だよ。」

* none of 〜:「〜のない・〜ではない・〜が全く含まれていない」。(例・It's none of your business. 「君には全く関係ないよ。(それはあなたの要件ではないです。)」。

"From now on I'll dominate you in ways you don't realise."

「今から、お前が気付かないように支配をするからね。」

* in ways:「ある意味で・というように・のやり方で」。
in ways that you don't 〜:関係代名詞 that (この場合は which でも可)が省略されていることも確認してくださいね。


全文意訳翻訳:Akiみのっち

😁

日本語で英語を理解しようとする時、意訳(本意が反映された訳文)で理解することはとても大切であると考えます。単体の単語や語彙の意味を的確に知ることも大事ですが、特に会話文の場合「如何に忠実に翻訳されているか」よりも「本意が反映された翻訳であるか」がより重要だと思います。その場合、文章全体あるいは前後の言い回しであえて特定の単語の翻訳が見当たらない事があります。

オンライン翻訳機が翻訳を上手く処理してくれる場合でも、特に会話文・コメント文など口頭による文章の翻訳は、それを言った本人の性格や状況も踏まえて翻訳される方がより文章の本意を伝えやすい、と確信します。

最後まで読んでいただき、有難うございます。それでは See you later!