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知りたい! カナダ大学生のアカデミック

みなさん、こんにちは。

少し遅れましたが、明けましておめでとう御座います。今年もゆっくりですが、SNSでの情報発信も頑張っていくので、2022もどうぞ宜しくお願いします。

みなさんからもどんな情報が欲しいか、記事にして欲しい!ことなどあれば是非教えてください:)

さて、

9月にトライアウトの記事を更新して以来、更新が滞っていましたが、私は元気です。

10月からレギュラーシーズンが始まり、勉学の方も中間試験がありで

いろんなことに追われて過ごしていました。

11月下旬から12月中旬にかけて期末テストがありました。クリスマス前に全て終了し、今はクリスマスブレイク中です。

ということで今回の記事は

”カナダの大学とカレッジに行って思ったこと・・・”

私が感じたことを綴りたいと思います。

まずは北米の学校の学期システムについて紹介したいと思います。

北米のアメリカやカナダの学校(小、中、高、大学)は基本的に9月から新学期(セメスター)が始まります。

ほとんどの大学が9月から12月までが秋セメスター、1月から4月までが冬のセメスターに分けられます。

各セメスターの中間には中間テストがあり、その前の週にリーディングウィークといって、授業がなく、テストのための準備期間の週が設けられています。そして、セメスターの終わりには期末テストが設けられています。


ここからは、私がなにを勉強しているか少し詳しく紹介しますね。

現在、私が通っている Nipissing University (ニピシング大学) での専攻は 

”Environmental Geography” です。

え、、、なにそれ? Environmentalって環境? Geography って地形学? と思った方、安心してください。私も最初そう思いました。笑

私は大学ホッケーに所属しているので、リーグ(Usport)の規定として秋と冬のセメスター、合わせて27クレジット(1クラス3クレジット)を取らなければいけません。

私は秋セメスターが始まる前の8月に1つのクラスを既に受けていたので

秋と冬セメスター、それぞれ4クラス(12クレジット)を取る必要があります。

Environmental Geography を専攻する中で必須科目というのがあって

その中でも秋学期は、

Geography class と Environmental Science class を受けていました。

Geography class では、人間と地理(場所)の関係性や、どのような条件の元で町が生まれ、成長し都市になるのか、エコノミーやビジネス社会と地理(場所)との関係性などを勉強しています。

Environmental Science class では、環境や自然に焦点を当ててどんな種類の生き物や植物が、世界のどのような地域を好んで生息しているのか、人がもたらす環境への影響(良くも悪くも)などを勉強しています。

どちらのクラスも今まで深く考えたことや学んだことがなく、なんとなく知ってる。という感じでした。なんとなく知っている知識を改めてじっくり学ぶことは、新たな発見はもちろん、論理づけられた知識を得られて ”ほお〜、面白い!” と思うことばかりです。

秋セメスターではあと2つクラスをとっていて、

Biology (生物学)とChemistry (化学)をとっていました。

看護学校の時にも生物と化学を勉強していましたが、英語でのこのクラスの勉強はすごく大変でした。

生物は一通り勉強してきたので、仕組みや作用は理解しているのですが、専門用語の単語の長いこと。泣 暗記にとても苦労しました。

秋セメスターはGeography lecture (講義)とChemistry の Lab(実験)以外は完全にオンライン授業でした。

オンライン授業と教室で受ける授業を受けてみて、双方にアドバンテージを見つけることができました。私は基本的に実際に教室で受ける授業が好きです。より授業に集中できるし、オンライン授業よりも質問や意見が言いやすい環境だと感じるからです。また教室の方がクラスメイトとも意見の交換が自然とできる環境にあると思います。一方でオンライン授業はたいてい録画されているので、繰り返し見直すことができるのがすごく良い点だと思いました。特に Biology class では先生の話すのが早くて聞き取れないことも多々あったので録画機能にはだいぶ助けられました。泣

そして、テストも完全オンライン!

中間テストと期末テストは ”ロックダウンブラウザー” を使用してのテストでした。

”ロックダウンブラウザー” とはテスト中のカンニングやズルを防止するためのアプリで、オンラインテストを受けている間は他の画面を開けなくする=パソコンを ”ロック” するという機能を果たすアプリです。また ”ウェブカメラ” を使用してのテストも珍しくなく、パソコンに付属するカメラ機能を利用して、テスト中の様子を録画されるというオンラインテストならではの対策に従ってテストを受けていました。

普段のクラス内で受けるテストとは少し違う緊張感がありますが、普段の小さなテストもそれらを使って受けていたので、大きな中間や期末テストではそこまで緊張を感じず受けることができました。

そして全てのクラスをパスして、晴れてクリスマスブレイクに突入することができました!

私がカレッジとユニバーシティに通い感じたことは、

カレッジの授業の進め方はもっと細かく、生徒がしっかり理解できるように進められているように感じました。

一方でユニバーシティはカレッジとは違う感じで、生徒自身が自ら勉強を進めて、そのうえで授業で知識を深めていく。というように感じました。テストもユニバーシティの方が複雑な問題が多く、ただ暗記してというよりはどれくらい理解しているのかを問われているような感じでした。

どちらにせよ、カレッジもユニバーシティも勉強があってのホッケーなので、毎日勉強に追われての日々を過ごしていました。

試合がない週末は、遅れていた授業や課題に追いつくように一日を勉強に費やしていました。

この秋セメスターは、初めての大学生活とホッケーとで本当に勉強が大変に感じて、同じ一年目のカナダ人のチームメイトにどのように両立しているのか聞いたことがありました。すると、”みんな同じように両立が大変。できるなら早く次のセメスターになって一度リセットしたいぐらい。” と嘆いていました。カナダ人の生徒も同じように感じていたことに驚きました。

しかし、この環境で勉強とホッケーをすることは、ずっと目指してきたことなのですごく幸せだなあ。とも感じます。これからもコツコツと頑張ろう。

冬のセメスターはもっと余裕を持って勉強を進めたいなあ…。願望。

以上がカナダの大学生の アカデミック についてでした。


今回も読んでいただきありがとうございました。

イイネやコメントも宜しくお願いします。

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Geography クラブでハイキングに行った時の一コマ。私はどこにいるでしょう…。


みなさん、良いお年を〜!



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