ヒット曲は作るよりも選ぶ?コブクロの作曲秘話【作曲・DTM】
今回は、【売れてるアーティストは「作る」よりも「選ぶ」が上手い】というテーマで書いていきます。
コブクロの曲を作ってる小渕さんが何かのインタビューで「いつもどうやって曲を作るんですか?」って聞かれてた時に、
「僕がラララ〜と即興で歌ってるメロディに、相方がソレめっちゃ良いじゃん!作ろ!って感じで、良いアイデアを拾ってくれるんです〜」
みたいなことを仰ってて。
有名なコブクロの名曲とかも、確かそうやって作られてたそうです。
(伝わりやすくするためにシンプルにまとめると、)
相方の黒田さんは、めちゃくちゃ「選ぶ」能力が高いんだと思います。
もっと言うと、「世にハマるアイデアへの嗅覚」が凄いとか、「良いと思ったアイデアが自然と需要にハマり当たる」みたいな
超上からな文章ですが、🙇♂️
僕がBGMを作ってた頃の話なんですが、ゴリゴリに狙って作ったBGMじゃなくて、もう本当に10分で作った感じのBGMがダントツで1番収益を出したんですよね。
ここで言えるのは当時の僕は、「作る」ことが出来ても、「選ぶ」ことは上手くなかったっていう感じですかね。
「これは来た!」っていう曲よりも、何の気なしに言い方(悪いですが)パパッと作った曲がたまたま当たったんですから、、
「え、この曲が?!」とビックリしたもんです。
だから、プロデューサーっているんでしょうね〜。
「作るのが上手い人」と「良いアイデアを選ぶのが上手い人」って別なんですよね。
アーティストがどれだけ「これは美しい!」とエゴ剥き出しでも、
「いや、そっちじゃなくてコッチだね」とスパッと選べる「選ぶセンスのある能力者」がこの世にはいるもんなんですね。
(自分が楽しく自分のやりたいことを追い求めるのは、本人の自由だし、誰かが口を挟む事でも無いんでしょうけど、あくまで商業的になると〜みたいな話ですかね、、)
とにもかくにも嗅覚というか、
友達の彼女が、「あき君の曲って鏡音レンじゃなくて、初音ミクで聴きたいんだよね〜」
って言ってくれた時にも、この話に通ずるものを感じましたね。
作ってる側からすると、分かんないもので、
あくまで「人に受けやすいか」だけを考えた時に、そういう選ぶセンスのある能力者っていたりするんですよね〜。
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