見出し画像

神様は優しくない。

世の中に神様がいるとしたのなら、
世の中で起きている理不尽な出来事について
どのようにお話をするのか。

乗り越えられない試練は与えないとか
かわいい子には旅をさせよとか
そんな言葉が気休めにもならない理不尽な出来事は世の中にある。

例えば今のウクライナとロシアの状況であったり
干ばつで苦しむアフリカ。
国内の豪雨災害もそうだし、パキスタンの洪水も。

そしてそういった理不尽な出来事に遭遇してしまう人もいるし、
死ぬまでそういった出来事に遭遇しない人もいるという事実。

災害レベルではなくても、
(この言葉は好きじゃないのだが)親ガチャという言葉があるように
生まれた家の環境でも変わってくる。
親との死別離別、様々な事情で家族と一緒に暮らせない。
一緒に暮らせていても孤独。

世の中は不公平で理不尽。
こういうことにどう折り合いをつけたらよいのか。
例えば、生まれた国が悪かった。
時代が悪かった。環境が悪かったと諦める。
もしくはひとや何かのせいにする。

それもありだが、
自身がなにもしないで世の中の理不尽さから脱出できる可能性はほぼ0だ。どこかの国の王様が救いの手を差し伸べてくれるも言わずもがな。


それでも、自分の環境を変える望みは捨ててはいけないと思うの。
救われない人生だから頑張らなくていいということにはならない。
頑張る気すら起きないこともあるだろうし、頑張った結果、何も変わらなかったってこともある。

ただね、夢も希望もない生活を続けるのはしんどい。
すぐに環境を変えることは難しいとしても、将来のための準備はできるだろう。

まずは絶対に今の環境から脱出するという決意。
助けてくれる人がいないのであれば、頼れるのは自分だ。
できそうな目標をたて実行していく。

自分の未来は自分で切り開くことはできるかもしれないという希望。
国の環境が悪ければそれすらも絶望するしか選択肢がない人もいる。
日本国内でも、自分のいる環境に希望を持てない人もいる。

それでも自分のことを一番考えることができるのは自分だけだし
なんとかすることができるのも恐らく自分だけだ。
理不尽な環境から脱出するという気持ちだけは忘れてはいけないと思う。
心が折れてしまうときもあるかもしれない。
それでも再び立ち上がることができるようになったとき、
前を向く気持ちが取り戻せたらいいなと思うの。

まんま思い描いた通りの人生でなくても、
まあいっかと思える日が来たらそれでいいんじゃないかと思うの。
そのためには今の環境から脱出したいと思う気持ちが大事。

そのうち思いがけない方向から願いはやってくる。




この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,537件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?