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大袈裟じゃなく、保育園からの「連絡帳」を読むことを楽しみに生きている

仕事がついに始まって、なんとか1週間がすぎた。
先週まで保育園15時半が最長だったのに、月曜日からいきなり17時までに。大丈夫か心配でそわそわしていて、永遠に風邪気味だし、初日できる限り早く帰りたい…と思うも、仕事始まってしまうとそうもいかず…。
17時には必ず迎え行く!と決めてガーッと仕事をする。浦島太郎だが初日から引き継いで普通に業務がある&入稿のスケジュールがきつく、震えながらなんとか5日間、ショック療法でだいぶ仕事を思い出してきた、気がする。

娘は鼻水を垂らしながらも5日間、しっかり保育園に通ってくれた。送っていくと大泣き、お迎えにいくと遊んでいても先生に抱っこされていても、私に気がつくと「ままー!」と泣きながら駆け寄ってきてくれる。突然の生活の変化に無理して頑張ってるんだろうな、と胸がきゅうっとなる。
保育園の「連絡帳」を覗くと、「避難車でのお散歩が気に入ったのか、先頭で乗り込んで、あった!と指差し色んなものを教えてくれます」とか「日の光がキラキラしていることを、頭の上で手をひらひらさせて教えてくれたちーちゃんです」とか、楽しそうな様子が、伝わってきて、ほっこりする。毎日連絡帳をみるのが楽しみでしょうがない。ちびっこたちのお世話で大忙しのなか、毎日丁寧に連絡帳で様子を伝えてくれる先生たち。本当に頭が上がらない。

そんなこんなで、やっと迎えた土曜日。(完全にワンオペ)
朝、少しでも寝たい…なんて母の願望はつゆしらず、なんならいつもより早い6時台に娘に叩き起こされて震える。しぶしぶ起きて朝ごはんを食べて、午前中から公園と図書館へ。
ふと、あ、この明るい時間にふたりで遊ぶのすごく久しぶりだ…と気がつく。ちょっと前まで「今日は何して過ごそう」の連続だったのに。一日中一緒にいられる週末って、それだけでもうスペシャルなんだな。そう思うと、苦手だったワンオペ週末が、急にキラキラ輝きだすのであった。

日曜日は「トトロ」のDVDを借りてきてはじめてのジブリデビューを試みてみる。やっぱり集中は続かないけれど「とと〜!」と言って楽しそうだった。(はじめのまっくろくろすけのあとのおばあちゃんファーストミートで怖がって泣いていて面白かった)トトロがくれた木の実を「うーん!」とやってみんなで生やすシーン、「よいしょー!よいしょー!」何て言いながら一緒に同じ動きをしてみる。そして、私はさつきへのお母さんの台詞で泣いた。(お父さん!目を離しすぎだよ、お父さん!という新しい視点も生まれていた。すごくいいお父さんだなあと、幼い頃は思っていたから、あれぐらいほっといてくれるのも、いいお父さんなのかもしれない)


そんなこんなで、今日から緊急事態宣言なのか。
3度目にもなると「はあまたか」という感じである。職業柄、GWが潰れていくのをみるのは、心苦しい。そして、とりあえず実家にでも帰ろうかなと思っていたけれど、これは無理だろうな。保育園でもらった風邪が長引いているのもあるし。(鼻水があまりにすごくてついにメルシーポットを買った)きっとフルワンオペGWになるけれど、むすめとふたりぼっちの時間も今となっては貴重なのだし、それもいいかな。丁寧に過ごせますように。

とりあえずGWまで、生き延びよう。

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