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0229−0304/初節句と3人のお母さん

今日からお雛様は後ろを向いている。
閏年の特別な2月29日に両家の親を呼んで、自宅にて初節句のお祝いをした。ちらし寿司とおすまし(ハマグリが手に入らなくて焦る)と、焼き豚と菜の花の酢味噌かけ。後はお刺身。
想定より早めの到着に料理の準備が全然間に合わず、結局母達に手伝ってもらいながら作る。あああああやってしまった…と落ち込むも、私含め三人の母で台所に立つなんてなかなかない機会なので、これはこれで記憶に残っていいか…なんて開き直る。(私らしいといえば私らしい)

娘は、自分が主役だという事がなんとなくわかるのか、ご機嫌。この日の為に買った袴ロンパースがよく似合っていた。(ベビー服なんて一瞬できれなくなるのはわかっていても、それでも投資する価値あるなあと写真を撮りまくりながら思う)袂をぎゅっと握って柄を眺めたりしゃぶったりしていた。きゃあきゃあとよく笑い、得意気に寝返りも披露していた。

動画には孫バカ、親バカのでれでれとした会話が録音されていて(話しだすのが早そうねえ、とか、本当に可愛いね、とか)見直すとちょっと恥ずかしい。どこまでも、ただただ可愛い孫を、そして娘を愛でる会。あゝ平和。

間も無くしまわれんとするお雛様が、これから娘が巣立っていくまで毎年成長を見守ってくれるのだと思うとなんだか感慨深い。

直接会うまではどこか実母に苛々していたけれど、ハマグリがなかった時のお吸い物を蓮根とホタテのしんじょで作るアイデアをくれたり、素敵に桃の花を生けてくれたり、掃除手伝ってもらったりして、大変助けてもらった。生け方ひとつで本当に花の見栄えがちがって驚く。流石、日々花を生ける現場にいる人は違う。ああ結局は甘えてしまうのだなあ。


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ワイドショーをつけるとなんだか鬱々としてくるのでなるべくテレビはつけないで過ごしている。それでもついTwitterのトレンドで目に入ってくるいろんな情報を追ってしまう。週末の疲れからお散歩をサボっていたので、今日こそは出かけよう、と思うも雨。

まだ4ヶ月で私が一番の遊び相手である乳飲み子ですらずっと(たった3日間だが)家に篭っていると退屈(あるいは私が退屈)なのに、学校がない子供達はどうやって過ごしているのだろう。

トイレットペーパーやティッシュがなくなっている様子になんだかディストピア味を感じる。いつも使っているネットスーパーが大盛況につき配送締め切りがとても早くてちょっとだけ困る。(在宅勤務故だろうか)オムツも品薄、本当はネットで安く買いたいけれどこういう時期はなんだか値段が釣りあがっているのでドラックストアでこまめに買うしかなさそう。重い。


ああ、それでも、いい初節句だった。
こんな時だけれど、こんな時だからこそ、やってよかった。何より、娘がとても楽しそうでだったのが嬉しい。おめでとう。

#初節句 #日記 #コラム #エッセイ #ちあきろく #育児 #子育て

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