「つまらないものですが」と差し出せやしない、差し出せやしないよ
無事、娘の保育園が決まった。結果がくる前後はそわそわしてしまって、毎日5回は郵便受けを確認していてちょっとしたノイローゼのようだった。すこし遠いけれど、話を聞いた感じがよくて、鳥肌がたってふわりと「なんだかここになりそうだな」と思っていた第三希望のところに。(おのれの勘の強さを久々に感じた)ああ、東京って、きついな。なんだこの倍率…と、白目をむいていたので、本当に、ほっとした。よかった。電動自転車買っておいてよかった。
ついに保育園との面談も終わって、会社にも電話して復職タイミングの相談もして、いよいよ、いよいよである。なんだか、思っていた以上に、復職するのを楽しみにしている自分がいる。そして娘が保育園にいくことで、保育園に預けられる時間は、とても、自由になれる、と、感じてしまう。(たとえそこに仕事があっても)
会社はこの産休育休中にずいぶんとコロナ対応していて、もうほとんど出社しないリモートワーク中心となっているらしい。コロナが終わっても、このスタイルは継続する、ということに現状なっているそうだ。(なんならワンフロア返してしまったらしい)
元々週3〜4出張ざらだったもんな。そりゃリモートワーク、すぐ切り替えられるよな・・・。なるほど、なるほど、なんて思いつつ、会社近くのランチ達にいくのを恋しく思っていたのでちょっとだけ切なくもなる。
でもこれからはじめての保育園生活、送り迎えに、きたるべきはじめての風邪での「お迎えコール」とやら(まだ娘は風邪をひいたことがない)、その他etc...を考えると、とても環境的にありがたい、ありがたいぞ〜と思う。
それに通勤がなければ、時短じゃなくて、フルで働けるのでは?意外と普通に働けるのでは??なんてちょっとだけ調子に乗りそうである。
(そうはいかないんだろうが…出張も厳しいもんな)
会社という場所があることに、ホッとしてしまう。
と、同時に「あ、また甘んじて逃げようとしているな」という声も聞こえる。あああ。ある意味、子供との時間ばかりだった育休中は、いっぺんまっさらになって「自分ってなにしたかったんだっけ」という問いを突きつけられる(そしてそれどころじゃなくてすぐに「なんだっけな?」と忘れる)の繰り返して、この中で何かを掴みたいのに、あまりに疲れている日々で。
だんだんと自分自身のストーリーを描くことが億劫になってくる感覚。自分自身を信じきれなくなる感覚。(夫の「書きなよ」に「でもでもだってさ」と逃げ出す)それよりも子供の未来を想ってそのおまけになってしまいそうな「つまらないものですが」で本当につまらない感覚。
そんなものにのまれてたまるかと思いつつ、あまりに疲れているので流れに身を任せて過ごしていたなあ。ならし保育のところまで考えると、あと2ヶ月弱、というところにまできている。はやい。
むずむずする鼻が春の訪れを告げている。
(自分のことばっかり書いてしまった)
【ここで最近のちあきろく】
☆歌を口ずさむようになってきた!
「ねえねえねえ」「な・あ・に?」とか、「ふくろうさん」と歌うと「ほーほー」ってリズムよく言うとか(どちらもEテレ「いないないばあ」より)
☆「ね〜!」ブーム
「おそろいだもん」「ね〜!」みたいなかんじで「ね〜!」を声を揃えて言う。タイミングを上手に合わせて「ね〜!」と言いつつ、からだをくねっと曲げるのでちょっとお笑い芸人みたいになって、可愛い。
☆食べたい!と主張するために食べ物の名前が出る
・のり、ぶろっこりー、とまと、ばなな(ばー!)etc...
☆自分の足で改札を通る
ベビーカーなしでのお出かけにもチャレンジ(ただし勇気がいる)
☆アンパンマンパズル(球体でブロックの形合わせしていくもの)がいつのまにかできるようになった
☆カップを7段積み上げた
(1歳3〜4ヶ月)
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