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【妊娠34週】春眠暁を覚えず…いわんや妊婦をや

コロナから回復して間も無く一週間が経とうとしているが、とにかく、とにかく、眠たい毎日が続いている。産休中という(この先当分ないであろう)このボーナス「おひとりさま時間」をうまいこと使いたいと思うのに、週末家族でどこかに出かけたりする以外はわりとぼんやり過ごしてしまっている。寝ようと思えばずっと寝ていられるし、部屋を片付けなくては…と思えば思うほど物理的にも精神的にも腰が重い。とにかく、眠たい。家からえいや!と出ないと娘の帰宅までぼんやり過ごしてしまって本当によくないし、お昼ご飯を自分の分だけつくるのも億劫である。

ぼんやりしていると今度は母のことを考えてしまう。
先日、母と電話が繋がった時に「あかちゃんに、おっぱいあげてたの?」と言われた。1ヶ月近く意識が朦朧としていた母、放射線治療を終え、回復期にはいった今、時々電話が繋がることがある。(すこし前までは、目を開けることも難しかった)なかなか繋がらず折り返しが早朝の6時18分にかかってきていて、これをとれないとなかなか話せない気がして慌てて電話をとる。開口一番が「おっぱいあげてたの?」で、もう母の中では息子が生まれたことになっていて、驚く。まだ生まれてないよ、これからだよ、と伝える。時間の感覚とか記憶とかいろんなものがぼんやりしている様子である。大好きな娘の生まれた月も間違えていた。電話を切った後に、ちょっと泣いた。
まだすこし元気だった頃に母が、母の父の故郷である郡上八幡の鯉のぼりを私のお腹のなかの息子に贈りたいのだ、と父にお願いしていたらしい。いま我が家の屋上には、フライングで立派な鯉のぼりが泳いでいる。生まれるまえから鯉のぼりが待ってるなんて、お腹の中の君は待ち望まれているね。

今回は麻酔分娩にしてみようかなあ、と思いつつ、まだ最終的にお願いできずにいる。そろそろタイムリミットである。産後、はやく回復したいのだ。あと今回は付き添いもなくて一人で産むのだし、私の産院は24時間対応ではないので産む日がある程度(1〜2日くらい前には)わかるので心の準備的にも助かる。いろいろ考えるとメリットしかない気がする。第一子も促進剤を使ってたのでそこに関しての抵抗はあまりない。ただ、しいていうなら、促進剤使わないで陣痛→破水みたいなのもしてみたいような気も、ちょっとする。痛いほうが厄落としになるかな…とか、変わんないか。

ぼうっとしている私に拍車をかけるように暑い日々である。
衣替えしなくては、と、毎日娘の保育園の準備をしながら思う。

娘が最近「ママが一番好きなの」と言ってパパお風呂後の寝かしつけを拒否するので、夫がすこしショックを受けている。ワンオペ4日間仲良くやってくれてたのに!たぶん「私の不在」の予感があるのだろうな、とも、思う。コロナの後遺症か、夫も娘も咳がなかなか止まり切らなくて心配。もう大丈夫とわかっていても咳していることでなんだか恐縮してしまう。

なにはともあれ、
散りかけの桜でお花見ができてよかった。

#日記 #コラム #ちあきろく #妊婦 #妊娠 #34週


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