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「パパは、いつも、ありがと」

あー「あー」うー「うー」あう!「あう!」まるで応援団かのように、2ヶ月の息子のアーウーに相槌(アイノテ?)をいれると、嬉しそうにどんどんお喋りしてくれる。そして口をあけて見事な▽にして笑うので、キュン。昼間、寝室で隣で寝そべっている時ににっこりされると「あ、これが小さい彼氏」とふと思ってしまうほど、まるでこちらが添い寝してもらっているような。たまらなくたまらなく可愛い我が家のちいさい王子様である。

最近は右手をみつけた?ようで、顔の前でぶんぶんふりまわしては時折傷をつくっている。爪を切ろうとすると大変怒るので、深い眠りについた時にそうっと切る。かわいいおてて、むちむちの太もも。

ぜんぶがむちむちしていて、生まれたときから着ていたUNIQLOの長肌着がぱちゅぱちゅしてきていて、すこしアーウーで「わたしたちお喋りしちゃったね」な気持ちもあって、たまらない。

夜ぐっすり寝るゾーンが出来てくれて(1日一回、〆のミルクが効いている)私も少し夜の時間に余裕が生まれてきた。テレビをつけると寝てくれないので、動画視聴時間が減ってきた。そろそろ活字を求め始めているのでちょうど良い頃合いかもしれない。


夏、あつい夏。なかなか首がまだすわっていない2ヶ月の赤ちゃんを連れて外に出ようとは思い立たず、平日はほとんど必要最低限しか家から出ないで過ごしている。

週末は元気な2歳の一回きりの夏を楽しませてあげたい一心でお出かけしたり、プールをしたり。時にはどちらかが家に残って娘と2人きりでデートをしたりして過ごす。娘とのデートはだいたい近くの水族館へ。この間、こっそりスタバの桃フラペチーノを半分こしたりして、夏。あまい夏。

夫の激務の足音がひたひた近づいてきた。
繁忙期は始発終電お休みってなあに?になるので「遠洋漁業の妻モード」になって「夫はでっかいまぐろを釣ってくるのだ」という気持ちでドーンっといないといけないのだが、間も無くそれがはじまるので戦々恐々と、している。ふたり育児フルワンオペ生活や、いかに。いや、いかに、ひとに、頼るか、である。なんとか生き延びるぞ。

でもなんだかんだいってもうすぐ3歳の娘はよく喋るので、孤独、とはなんだか違う感覚になりそうな予感がしている。一緒に息子のこと気にかけてくれて頼もしい。無理させすぎないように、娘の優しさに乗っかって「おねえちゃんだから」って無理させないように、そこだけ気を付けよう。


夫がいると満たされるからか書かなくなる。
夫のことが大好きだけれど、余裕がなくなると優しく出来なくなるので今のうちに感謝の気持ち伝えておこう、と盛大に夏生まれの夫の誕生日祝いをした。娘と一緒にお手紙を書くと「パパは、いつも、ありがと」と言いながらカラフルな絵を描いていた。パパは、いつも、ありがとう。
お誕生日お祝いするのももう11回目。毎年サプライズ合戦になる我々。産まれてきてよかったなあと心から思ってもらえる日にしたい、あなたに出会えてよかったと心から思っている私のエゴ。

パパは、いつも、ありがとう。

夏も、そろそろ折り返しだろうか。

#日記 #コラム #エッセイ #ちあきろく #子育て #育児

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