見出し画像

独身の仲間たちへ。

【※この記事は、Voicyでの音声配信をまとめたものです。】

こんにちは、viviです。
今日はちょっと結婚について話してみようかなと思います。

独身は楽しくてポジティブなもの

そもそもVoicyを始めたきっかけで、応募した時に書いたのが、結婚とか独身とか女性の生き方っていうことについて話をしたいっていうものだったんです。
それをまだね、もう10回ぐらい放送してるけど、まだ話してなかったんですよね。

やっぱりまだ、独身でいることに対してネガティブな意見とか空気感っていうのが大きいなっていうのは私も実感していて。
で、それをもう蹴り飛ばしてやりたいなと思いまして、微力ですが、1つでも独身が楽しくてポジティブなものだよっていう発信を増やしたいなっていう。

周りの人たちがその空気感になっていようが、独身の本人たちが同じようにその空気に飲み込まれちゃったら、本当にネガティブな印象強くなっちゃうんで。
そうすると、足りてない人やまだ得られてない人っていうところからスタートしなきゃいけなくて、余計苦しくなると思うんですよ。

将来的に結婚したいって思ってる人は、やっぱり魅力的でいることでそのチャンスが近づくと思うし。
結婚どっちでもいいやっていう人も、まあ自分で楽しむために選択したわけだから、選択した以上やっぱ楽しまないと損だし。

いずれにせよ、そういう周りのネガティブな意見はもう聞き入れないで、前向きに「私はこれを選んだんです。」ってキラキラと輝く自分になれるための行動をする方が、よっぽど有意義だと 思うんですね。

ただの選択の違い

結婚するかしないかってただの選択の違いで、フォークを使って食べるか、箸を使って食べるかぐらいのことだと私は思うんですよ。

フォークを使って食べることが人生の通るべき通過点とか、人間の達成だとか正しいとか。
なんかそれは全然違うんじゃないかなっていう。
これは人の自由で、別に結婚することが絶対正解なわけでもないし、結婚できたから偉いとか、結婚できなかったから負けとか、そういうことではないし。

結婚をしてないことに対するネガティブな点、不安っていうのは、みんながやっているのにできていない、得られていない自分っていうのと、あとは今や将来的な孤独とか。
劣っている感覚と孤独っていう2点が主なポイントなのかなと思うんです。

劣っている感覚

劣っているどうのこうのっていうことに関しては、みんながやってることだから正しいっていうのは違うと思う。

例えば、印鑑はコロナ禍でちょっと考え方が変わりましたけど、これもみんな当たり前に何も疑問に思わずやってて。
小学校時代に炎天下の朝礼とか体育で水を飲んじゃいけない、とかもそうですね。

その時は当たり前だから「そうすることが正しい」と思ってたけど、今は別にそれが正しいなんてなってないわけだし。

結婚っていうのも、 人間が生命を保つために絶対必要なことではなくて、ある時からできたもので。
まあ、結構長いこと多分続いてる制度だとは思うんですけど、それは多分、社会を生き抜くのにすごく必要な形だったんだと思うんですけどね。
男女が2人1組で役割分担するのが、生き抜くにはとてもいい形だったんだと思うし。

あと、孤独とかに関しての不安もだいぶ和らぎますよね。
裏切りとか揉め事が発生しにくい形が男女1人ずつで、しっかりと契約をするっていうことだったのかもしれないけれど。
それがこの先、永久に続くわけでもないし。
今だってどっかの国に行ったら、私たちが知ってる結婚の制度とは違う国だってあるわけじゃないですか。

孤独

孤独に関してはね、私も正直に揺らぐ時がすごいあるんですけど。
ここにはね、今の私には答えはないんです(笑)ごめんなさい。
「今、私はこれだ。」っていうのはないんですけど、結婚してからも孤独ってやっぱりつきまとうみたいですよ。

人間関係は変わっていくし、友人も恋人も夫婦も美味しい時期とそうじゃない時期があって。
どうであれ嫌われて孤立してしまう人っていうのはいるし、1人でも仲間がたくさんいるっていう人もいるし。
多分どういう状況、環境でも孤独っていうのは付きまとうんじゃないかなって思うんだよなー。

結婚する友達とかに聞いても、「家族いるけどなんかすごく孤独を感じてしまう」っていう人とかもいるし。
安心感は全然違うと思うんですけどね。
家族の中で孤独って言ってたとしても、本当の本当の1人とは全然違うとは思うんですが。

まだ見ぬ「自分自身でどうすることもできないもの」にとらわれるんじゃなくて、自分で変えられることをやった方がいいんじゃないかなと思っています。

その時に私の心の支えになっているのが、ニーチェの言葉なんです。

孤独をどうポジティブに捉えられるか、ネガティブに捉えられるかっていうのは、自分自身を愛せてるかどうかだ。

これはね、結構納得するところあって。
私は割と孤独に強い方だと思うんですけど、そういう時って本当に熱中してることとか、夢中で立ち向かっている壁や、何かしらの目標とかがある時で。
自分で「今の自分が好きだな」って思ってる時は、孤独に不安になることって少ないんですよね。
仲間もたくさんできるし。

でもそうじゃなくて、自分自身がすごく消極的になってる時で、自分のことをあんまり好きじゃない自分に疑いが出てきちゃった時に、孤独に対する不安がすごく大きくなるんです。

だからもしかしたらこれは、いつまででも自分が何かやりたいこととか、目標とか目的を持っていれば、解消されるのかもしれないとも思ってます。

自分を好きになれるかどうかは、自分自身で変えられるんだよね。
来るかわからない不安とか今ある不安に悩まされるぐらいだったら、自分を好きになれる行動を1つでも試してみた方が、少しでもたくさん試してみた方がいいかなって思ってます。

だからシンプルに何かに打ち込む、打ち込めるものを見つけるっていうことが、孤独の解消にもなるし、魅力的な自分になれる、誰かが関わりたいって思う人間になれる1番の方法なのかなって思いました。

だから結婚したい人も、別に結婚っていうのはあんまり考えてない人にとっても、今を全力で楽しむ
これに尽きるんじゃないでしょうか。

ネガティブな意見に侵されてはいけない

そういえば独身に対する厳しい意見の中の1つに「30代以降で結婚できてない人は、自分が型落ち製品だということを認めてください」ていうのを聞いたことがあって。

え。か、型落ち製品!?なんだそりゃっていうね。
なんで自分が勝者かのように、手厳しいことを言われなきゃいけないのかなって思ってしまって。
そういう意見が結構溢れてると思うんですけど、それに侵されてはいけない。

確かに独身の変人はいると思う。
でもそれは独自なオリジナリティーな生き方で素敵じゃん。
本人もそれを選択したくてしたのかもしれないし、多少卑屈になってる人もいるのかもしれない。

それは1人1人の意識の中から、独身に対する「まだ足りてない」っていう意識が取り払えれば少しずつ変わるかもしれないし、本人が前向きに今を楽しむことに意識を向けられたら変わることかもしれない。

まずは私たち独身の考えの中から、「結婚が正常である」っていう意識が、ちょっとでもあるとしたらそれを取り払って、フラットに、同調圧力に負けず、 ポジティブに今を楽しみませんか。

北欧とかヨーロッパの方では結婚の形も変わってきてるわけだし、これから日本だってどうなるかわかんないよ。
当たり前って今みんなが思ってるけど、みんなが当たり前と思ってた新聞は今もうほとんど見かけないわけだし。

とにかく私たちは何も足りてなくないんです。
この自由な今を思いっきり楽しんでやりましょう。
以上、viviでした。じゃあね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?