「がんばらない」ためのマインドセット〜人間関係編〜
「がんばらない」生き方を紹介するシリーズ、前回は「おカネと仕事」の問題にフォーカスして「がんばらないことのメリット」を紹介した。
今回は以下の2つの「がんばりすぎてる」ポイントに焦点を当てたい。
「嫌いな人との付き合い」をがんばらない
職場や友人、家庭などなど、、、普段あなたが属しているコミュニティの中で「この人嫌いだなぁ」「相性が悪いなぁ」と感じつつも現状維持をしていないだろうか?
僕に言わせれば、これも無駄な労力。
そんな関係から得られるものは果たしてどれだけあるのだろう?
例えば職場での人間関係。あなたが常にプレッシャーや理不尽な言動を受けている環境で働くことで得られるものは?
僕が考えるに、苦手な人との関係値維持、そして居心地が悪いと感じている組織へ所属できることくらいだと思う。
もちろん、それにより給与やスキル、経験値は高まるかもしれない。
しかし、よりリラックスできる環境で同じもの、もしくはそれ以上のリターンがある環境は必ず存在するのだ。
それを探さずに無理し続けることは非効率以外の何物でもない。
そして、転職活動(もしくは職場の環境改善訴え)でしか自分の満足できる状況引き寄せは達成し得ない。
だからこそ、現状無理していると感じる人は今すぐその環境・関係を断ち切り、より自分がのびのびと働ける環境を探すべきだ。
そうすることで、限りあるリソース(お金・時間、そしてモチベーション)を効率的に生産活動へ費やせるというものだ。
「相互理解」をがんばらない
ここで言う相互理解とは、いわゆる意思疎通、コミュニケーションのことを指す。もちろん僕自身、コミュニケーションを取ることは重要で常に正確なやりとりを心がけるべきだとは思う。
しかし、自分と相性が悪い人、自分の伝えたいことがまるで伝わらないという人は絶対数存在する。
その様な人たちに対して、無理に考えを理解してもらおうとする必要はない。そもそも、自分の意見を100%他人に理解してもらおうと考えること自体がおこがましい。
仮に、自分と価値観が合わないヒトに対して相互理解を求めたとする。結果相手の同意を得られたとしても、各人が持つ根っこの部分を変えることはほぼ不可能。つまり、骨を折って得た理解も結局上辺だけのものだということだ。
自分を理解してもらおうとすることに時間を割くくらいなら、自分と価値観が合うヒトやコミュニティを探した方が余程効率的だ。
人間関係をがんばらない
社会で生きていく以上、同僚や上司、クライアントやパートナーとのやりとりは必要不可欠。
そこで発生するコミュニケーション自体を蔑ろにするつもりはない。ただ自分に過度なプレッシャーをかけてまで行う必要も全くないのだ。
だからこそ、「あ、この人合わないな」と感じるなら、無理せずすぐに断ち切るべきだ。
心配しなくても、自分を受け入れてくれるヒト・コミュニティは山ほどある。その場の関係崩壊を恐れずドライに乗り切ろう。
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