無理のない生き方、はじめました。
定額住み放題サービス"ADDress"を使いだしてからてから、いやコロナが世に蔓延してからか、はたまた最近流行りのYoutube大学の動画に影響されてからなのか、
「周りの目や結果は気にしなくていい」
「無理して他人に合わせようとしなくてもいい」
と言う心の声が日に日に強くなっている自分に気付きました。
この心境の変化を忘れたくないので、この機に自分の気持ちを書き残すため筆を取りました。
無理してることに気付いた自分
お金の問題や世間体、自分自身のプライドや価値観、、、
これら諸々の事象に対する義務感や責任感がことごとく取っ払われてスッキリしたのが今の状態と言えるでしょう。
その中でも特に、「なんでこんなことに必死になっていたんだろう」と思う事象が以下の5点です。
1.たくさん稼がなくていい
よくよく考えれば、現在の生活費は7万円くらい。税金等を合わせても10万円ほど。月に10-15万も稼げれば十分に貯金へ回す余裕も出てきます。
となると、無理して限られたリソース(時間と精神力)を使って働くよりも、いかに自分が楽しく過ごせる時間を作れるかの方がよっぽど重要。
そう考えてから、働く時間を減らすことも苦にならなくなりました。
2.嫌な仕事は引き受けなくていい
「無理して稼ぐ」とは「無理して自分の嫌いなコトやヒトと仕事をする」ことだと思います。無理してお金を稼がないということは自分の嫌いな(というよりも相性が悪い)コト・ヒトを避け、自分の好きな(自分と相性の良い)仕事だけを選んで働けばいいんです。
幸い、僕の場合はそれでも生計が成り立ってます。前に知人から「そんなことができるのは一部の人間だけだ」と言われたものの、「やるべきこととやらなくていいことの選別」が上手くできればどんな人でも成り立つようになると信じています。
例えば、僕のメインの稼ぎ口であるオンラインツアーガイドとオンライン日本語講師はどちらも料金・時間・内容設定を自分で設定することができるのです。
だから、忙しいと感じたら遠慮なくサービス単価を上げる。こうすることで仕事量を減らしつつも報酬を維持することができます。さらに言えば、顧客・生徒の需要が集中する曜日・時間帯に集中して働くことで効率をより高めることだって可能です。
これにより、やるべきこと(=値上げしても利用してくれる人)とやらなくてもいいこと(=値上げにより自分から離れていく人)を選別しているのが僕のスタイルです。
正社員勤務と比べ、フリーランスの人間はこれがやりやすいはずです。現状抱えるクライアントのうち、より少ないリソース(時間と心的疲労)で、より大きな報酬が得られる仕事だけを選別すればいいんです。
「料金を上げることで顧客が減ってしまうか心配」という人もいるでしょうが、思い切って値上げしてみることを強くオススメします。暇になった分の時間で自分自身のスキルを高めれば、それに見合う価値も提供できるようになります。顧客だけでなく自分の成長も促せるのだから一石二鳥ですよね?
ぶっちゃけ、高い単価を支払うお客さんの方が、「高いモラル」と「自分の仕事についての理解」を持ち合わせていることは自明です。提供サービスに見合う価値が得られると理解して価格を支払ってくれているのですから。
だからこそ、自分のためにも顧客のためにもサービス単価は上げていくべき。
3.嫌いな人と付き合わなくていい
「自分の限られたリソースは効率よく使うべき」というのは誰もが思うことですが、「リソース」と聞くとお金と時間のことばかり思い浮かべがちかもしれません。
しかし、それと同じくらい重要なのが集中力(意志力)です。メンタリストDaiGoさんはこれをウィルパワーと定義し、「人間の脳内では選択を迫られる度にウィルパワーが消費されていく」として重要視してます。
このウィルパワーが消費される原因は、もとを辿れば全て人間関係に寄与するものと言って過言ではありません。人間誰しも生活の中で、知らずしらずの内に無数の人たちと関係を築いているのだから。
数ある人間関係の中でも、厄介なのが自分のリソースを不用意に蝕む関係。
価値観の合わない地元の友人、仕事とは関係無い(興味もない)メッセージを送りつけてくるクライアント、聞いてもいない自慢話を始める人、、、心当たりがある人も多いのではないでしょうか?これにいちいち対応していたら、限りあるウィルパワーは容赦無く、無意味に消費されていってしまいます。残念なことですが。。。
こんな不毛な関係を無理して維持する必要はありません。後のことなど考え、容赦無く切り捨てて構わないと思えるようになりました。そもそも、もしもその程度で気分を害されるのなら、所詮その程度の関係性だったと割り切ることも容易いです。
僕なりの基準ですが、例えばラインでのメッセージで「何と返せばいいかわからない」というものは全て無視していいということにしてます。(それが申し訳ないと感じるなら「👍」だけ返せば御の字です)
Youtube大学でも、似たようなことについて以下動画内でとっても分かりやすく紹介してるので是非ご視聴あれ。
https://www.youtube.com/watch?v=F4ab2_awxqo
嫌な人との付き合いを減らす分だけ、自分の好きな人のことを考えられる時間が増える。これはとっても有意義だし、幸せなことだと思いませんか?
4.感情表現を抑えこまなくていい
もうひとつ、自分の中で大きく変わったのは感情表現がストレートになったことです。
僕はもともとポジティブな感情は表に出すものの、怒りや悲しみ、不満といった表現は極力表に出さずに波風立てずやり過ごしてきたタイプの人間です。今までの経験上、このようなネガティブ感情を抑え込んでいると精神的な負担が大きくてしんどさを感じていました。
仕事を断るのと同様、気乗りしないときは遠慮なく「今日は気が乗らないからパス」と断れるようになったことで、時間と精神に余裕が持てるようになりました。
5.他人の意見を変えようとしなくていい
価値観が異なる人の意見を変えるために労力を使うくらいなら、最初から自分と考え方が似ている人と付き合う方が建設的だと思うようになりました。
「自分の話が通じないな」と感じたら、早々に心のシャッターを閉めてます。そういった人たちのために割ける時間があるほど暇じゃありません。
6.完璧を目指さなくていい
こうしてnoteに文章をしたためていると、ふと「自分のしょうもない文才を世に広めるなんておこがましいのでは?」という思ってしまうことも。でも、生活している中で浮かんでくる気付きや疑問は表現せずにはいられないのもまた事実です。
そこで、今までため込んでいたものをnoteやfacebook、Instagramで積極的に発信するようにしました。すると以前よりもストレスなく意見交換・発信が出来るようになっている自分自身に気付きました。
積極的な表現を行うためのポイントは見栄え・出来栄えを気にせずとにかく吐き出してみることだと思います。今日食べたものや出会った人、その中から感じたことを何でも良いから言語化してみることをオススメします。
いつまでもアイデアだけ練っていても、形にしなければ何も表現していないのと同じです。遅筆だとか、ボキャ貧だとか、批判の声が怖いとかは全部忘れて思うままに表現してみましょう。そうすることでしか表現の幅は広がりません。
大事なのは世間体じゃなく自分の感じ方
上に挙げた様な「無理しない生き方」を導入したところ、生活内における精神的な負担が軽くなりました。
そして、遠慮のない発信をするようになったことで、コミュニケーションの幅も広がり仕事・プライベートの人間関係がより円滑になったと実感しています。
以前は自分の考えよりも『他人や世間からどう見られているか』にばかりを気にするばかりでストレスを感じていたのですが、無理ない生き方を導入したことで、自分の本当の思いに向き合えるようになったのは大きな進歩です。
「職場や家族といった人間関係の中でがんじがらめになって窮屈」という人にこそ「無理のない生き方」をオススメします。
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