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年始の雑考

喪中につき新年のご挨拶を失礼しています。昨年中はお世話になり、ありがとうございました。

年末年始は、リビングにホットカーペットとオイルヒーターを導入したり、仕事部屋の大きな窓に遮光断熱フィルムを貼ったり、寝室にふとん乾燥機がやってきたりと暮らし空間を快適にすることに明け暮れました。仕事場の拭き掃除と書籍の断捨離も進みました。

年始には、奥さんと2人で温かくなったリビングでイヤーコンパス(https://yearcompass.com/ )を使って昨年の振り返り&今年の展望を考える時間も取ることができたので、今日から粛々と仕事と暮らしに打ち込んでいきたいと思っています。

個人事業主になって2年目だった昨年は、先生向け・子ども向けに180件あまりのレッスン&ワークショップを実施、おとな一般向けや企業研修を併せて300件を越えるお仕事をいただいたようです。振り返って数えている間にぐったりすると同時に、1件1件に声をかけてくれた人や参加してくれた人のことを思い返すわけです。

もちろん数をこなすことは大事な目標でないのですが、大切に思うことを仕事にできているのはありがたく、お声がけいただく方や参加して一緒に学んでくれる方たち、支えてくれる家族や友人に特別の感謝を送ります。

また、こんなときくらいは、インフラや経済を支えてくれる人たち、難しい状況の中で全力を尽くしてくれている医療従事者、あらゆる批判を受けながら政治を止めずにいてくれる人たち(一見機能不全に思えるものが現実に果たしている貢献に目を向けることは大切だと思うのです)、そして多様な生命を支えてくれる生態系にも感謝の念を広げられたらと思います。

今年は、やや仕事に振り切ってしまった生活のバランスを継続的に振り返りながら、大切なことに時間を使うように心がけていこうと思っています。

特に大切に思うのは、昨年のシステム・リーダーズ実践コミュニティやみんなのオンライン職員室、月曜のCompassionate Systemsシリーズなどで経験したような、互いの学びを支え合う「関係性の場(リレーショナル・フィールド)」を育むこと。場と関係性を育み、一緒に学べる仲間や同僚がいること。その活動が続いていくために自分をうまく使う・使ってもらうこと。試行錯誤は続きます。

そんなことを思いながら、出会ってから10年あまりの間に起きているピーター(センゲ)先生の立ち位置の変化から、彼自身も学び続けるプロセスの中にいると気づくのでした。道は長くておもしろいのです。

それではー。

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