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答練・模試について

最近Xにて答練についてのポストを見かけるので
いち受験生として書いてみます

「答練でC判定だけどどうしよう」
「答練受けてないけど不安」
これられのポストについて令和5年度合格者の方が
「7月にB判定でしたけど追い込めば合格できました」
「答練受けてないけど合格できました」
等の返信をしているのを見かけます

「よくもまぁそんな無責任な返信できるな」
と私は見ています
「追い込めば合格できた」って言われても
どのように追い込んだのか具体例がないのに何ら参考にならないと思うのですが?
アドバイスするなら「答練でこんな成績とって、この様な学習をしました」
という話なら学習の道筋も見えるというものですが
ただ漠然と「追い込めば」って言われても・・・
専業受験生なのか、日に何時間学習したとかの情報がないと何ら参考になりませんよね?

答練受けてなくてなくても合格される方は一定数います
答練受けなきゃ合格できないわけではありません
逆に答練病に陥って不合格になる方さえいます

気になるポストがあったのですが
「私は生粋のA受講生なので答練と聞いたら不安になります」
そうA予備校は答練自体はありますが採点もなければ順位もでません
何の為の答練なんやねんって話は置いといて
私の知る信頼できる令和5年度合格者でA予備校受講生の方は
9割以上他の予備校の答練を受けていますよ
A予備校だからと言って、他の予備校の答練を受けていないわけではないです
ちなみにこの方の書いたA予備校にある合格体験記読みましたが
「他の予備校の答練を受けていました」
と書かれていません
A予備校の方針で書いていないのか合格者の方がA予備校に忖度して書かなかったかは知りませんが、「答練受けた」と書いてはいませんが他の予備校の答練を受けています

ついでの話でいうと、この方と話をしていて
「R5の合格者は自分がやってた勉強法+もし落ちたらR6どんな感じで勉強するかの改善案みたいなのを共有して欲しいんですがね、、、X見る感じ合格した途端、勉強方法の押し売りというか」
という話をされています
私もこの話は同意です
受験生の時は対してポストもせず黙々と学習して合格した途端雄弁になる
「おいおい勘弁してくれよ」
というのが私の率直な感想です
私はこの合格した途端押し売りする人が嫌いなので
ミュートしていますから発言は見えないんですけどね
初学者の方なんかだと、どの方が信頼できるのかが分からないと思いますが
令和5年度合格者の方ならポストを遡れば
受験生時代のポストを見れたり試験後のポスト見れると思います
自分に都合のいいポストだけ残している方もいますので
気をつけて下さい
私は不登法の覚えは悪いですが、
誰が何をポストしていたとかは結構覚えています
ホントに信頼できる令和5年度合格者ってごく一部です

おっと話がそれまくった
答練の話でしたよね

いち受験生として私の思う答練の利用についてですが
基礎が固まっていないなら、まずは基礎を固めて下さい
基礎は固まった過去問の択一も記述も暗記するほどやりこんで
自分には弱点なんかない
と思えるようになった答練に挑戦して下さい
ずっと同じ過去問とばかり向き合っていると知識の弱い部分が見えなくなるんです
どこの知識が弱いのか
どこを重点的に学習したらいいのか
これを見極め次の学習に繋げるのが答練をする意義です
あくまで私の考え方ですので無理強いはしません

当の私はというとLECとマイレボの二つの答練を受けています
答練受ける度に記述の学習をもっと進めないといけない
と思いつつ繁忙期の為遅々として進んでいません
ある方に言わせると
「あきさんnoteで記事書いてる時間あったら記述の一つでもしなよ」
と叱られそうです

昨年もLECの答練は受けていたので昨年の成績表がありますが
実は今年の答練の成績の方が悪いです
そう聞くと不思議ですよね
実は当の本人はまったく不思議ではないんです
昨年と答練の解き方を変えたので時間が足りなくなっているだけなので
これはこれで良い
というのが今の私の答練の向き合い方
昨年まではひたすら早く解くことだけを考えて答練を受けていました
論点把握等そっちのけ
「申請の目的」
「申請人欄」
「図面・計算系」
とりあえず最初からトップスピード
おかげで令和5年度の本試験で悲惨な思いをしました
この悲惨な思いを繰り返すことがないよう
今年は論点把握は丁寧に
そこからペースを上げて申請書・図面を書くことを重要視しています
ホントは最初からトップスピードで書ききる方が楽なんですが
論点の多い問題や論点が一つに集約しない問題が出た場合に対処ができない
つい先日LECの会場で答練を受けましたが
何となく周りの問題冊子をめくる音で「そろそろ記述に入ったな」
とかを感じながらも焦らず自分のペースで論点把握に努めました
結局のところ自分が本試験でやろうとすることを練習する場所が答練だと思うんです
令和5年度の合格者の方で答練でまず記述を解いてから択一に戻る
とポストされてる方もいましたよ
これも有効ですよね
択一知識は後で自分の弱いところを見つけられますが
記述は時間があれば解けるのか
時間がなくて解けないのか
そもそも論点の理解ができていないのか
を記述に重点をおいて弱点を見出すのに有効だと私は思います

私は記述に関しては建物から解くようにして最後の時間調整に地積測量図をもってくるようにしています
地積測量図は最悪フリーハンドでも書けますし
建物図面を犠牲にするくらいなら地積測量図を犠牲にする作戦で答練しています

答練の順位ですが
そりゃ上位にいる方が安心できるしモチベーションにもつながるかもですが
私は順位よりも自分が本試験でやろうとしていること
この方法が実を結ぶかどうかは分かりませんが
あくまで自分が最適であると判断した方法で答練受けていきます

中ほどで「基礎が固まってから答練受けた方がいい」と書きましたが
私は基礎が固まっていないのに答練受けました
答練受けたおかげで、申請書が楽に書けるようになる効果がありました
答練で必死で思い出そうとして記憶の断片をつなぎ合わせ
それでも足りなかったところを復習して
この反復によって申請書に対する苦手意識はなくなりました
これは人それぞれだと思うので
私にとって効果があっただけで記事を読まれている方に効果があるかは保証しかねます

残り90日あまりですが
自分の弱点を見出し克服した方が合格に近づきます
試験を受けるのはあなた自身
自分の弱点をよく知っているのはあなた自身
合格者の言葉に耳を傾けるのもいいですが
最後に信じられるのはあなた自身でしかありません

試験日まで後悔のない学習を

と自分に言い聞かせています

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