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プロダクト未来会議をやってみました ~ 事業部と一緒につくる編 ~

Findy IncでWebエンジニアの中途転職をサポートするプロダクト「Findy」でプロダクトマネージャーをしていますムカイ( @osk_kamui )です。

先日、プロダクト未来会議というものを行いまして、そのレポート記事になります。

プロダクト未来会議とは

プロダクト未来会議は、中途転職Findyに関わるメンバーが直近の課題や未来はどうあるべきかなどを話し合う会議です。

今回は「事業部と一緒につくる編」という事で、弊社の中途転職事業部に所属する、ユーザーサクセス、カスタマーサクセス、マーケ、PMなどが参加して行いました。

当初はさらに広いメンバーを巻き込んで進めようと思いましたが、第1回ということもあり事業部内でまずは始めることとしました。


なぜプロダクト未来会議を行ったのか

もちろん普段より連携する事はあるのですが、事業が成長してメンバーが増える中でチームの違いや、入社歴の違いなどで所謂ツーカー(古い)という状況ではなく、徐々に隣の人の活動が見えにくくなっているという課題感がありました。

その解決方法として、同じ場所に集まって顔を見ながら、他の人の考えも聞ききつつ議論を行う事で、同じ課題感を持ってプロダクトを良くしていく事ができるのではないかと考え、プロダクト未来会議の実施を決めました。


どのように進めたか

今回話し合ったお題は2つ。

  •  直近の改善解決

  •  未来のプロダクトはどうあるべきか

これらを考えるために参加者は4グループにわかれて、個人→発散→収束→発表という手順でアイデアを出していきました。

また今回は2時間会議室を借りて行いました。
早速どのように進めていったかをご紹介します。

アイスブレイク

まずはアイスブレイクとして最近あった嬉しい事について各グループで話し合いました。意外と難しいという声もありつつ盛り上がっていました。
5分程度の短い時間ですが、徐々にエンジンがかかってきた感じがします。

なんだかんだ盛り上がる場

個人ワーク

みんなで発表し合う前に、各自個人ワークとして考えを付箋に書き出します。さきほどと雰囲気がうってかわって一気に真剣なムードに。
さながら試験会場のようでした📚

それぞれの思いを書き出していく

発散

個人ワークを終えたら、グループで付箋を貼っていきました。
同じ意見が出ると「私も!」といった共感や、誰も気づいていなかったアイデアが出ると「おぉ〜」という感嘆も漏れたりと、徐々にみんなの考えがまとまっていくのが見えてきて、この時点でちょっとした感動を覚えました。

自分の考えを次々と発表していく

収束

付箋を貼りおえたら、ひとりひとりに小さいシール14枚が配られ、自分が「重要だ」と思うものに貼っていきます。その後に大きいシールを2枚くばられて「最も重要なもの」に貼っていきます。

ここで面白かったのは小さいシールが集中する一方、大きいシールが貼られないというものが出てきて、重要さの違いを感じながら作業が進められた所です。

また、自分のアイデアにシールが貼られると、メンバーが少し嬉しそうな表情をするのも、こういった会議の醍醐味です。

気になるものにシールをはっていく、みんなさらに真剣に

発表

シールを貼り終えたら、各グループの代表者が発表をしていきます。
似た意見もあれば、グループ独自の視点があったりと、非常に多様なアイデアが集まりました。

各グループの発表、どれも今すぐやりたいものばかり

プロダクト未来会議を終えて

今回の出たアイデアの数ですが
直近の改善アイデアが157個、未来に向けてのアイデアは132個
合わせて289個のアイデアが出ました。

お宝の山

参加者の感想

参加したメンバーの感想をいくつかご紹介したいと思います。(本当は全部紹介したいのですが、すごい量だったので抜粋)

プロダクトの未来を考えるという経験がなかったので、純粋に刺激的で楽しい時間でした!

それぞれの目線でのプロダクト改善案を知る機会があってすごく勉強になった。企業、ユーザー、Findyでそれぞれ使う側の目線があるが、今後どこから着手するか優先順位づけも個人的に気になる。まだまだ改善できる部分も多く、これからのFindyが楽しみ!

変わったら嬉しいなあと思うところにシールが集まったり、PMと直接話しながらできたりできてうれしかったし、他の方の視点で「言われてみれば!」というポイントも聞けて良かった。

今のオペレーションで大変なところを自分たちの工夫やプロダクトで変えるだけでも伸びしろは全然あるなと思ったので小さな改善ポイントをまめに話し合うにしていきたい


さいごに

最初はどうなるかと思っていましたが、プロダクト未来会議を終えてもっとみんなで共に、継続的にやるべきだという強い確信に変わりました。

普段から事業部とはプロダクトの課題について話す機会はありましたが、こうやって大勢で一度に考える時間を持つことで周りの刺激も受け、今までとは違うアイデアが創出される瞬間を見ることができました。

今回は事業部に関する人々で行いましたが、次回はデザイナー、エンジニアも一緒に「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」というビジョンに向けて邁進していければと思っています。

Findyではみんなで共に課題を解決していくプロダクトマネージャーを募集しています。



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