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環境の力で「頭の中のひとりごと」を減らす方法

はじめに

「やばい,明日の打ち合わせに間に合わないかも.」
「うまく受け答えできなかったら,どうしよう?」

このような頭の中のひとりごとに支配されることはありませんか?

前回の記事では,私達が頭の中のひとりごと(チャッター)に支配されていて,それに飲み込まれないためには,他人のように話しかけることが有効だという話をしました.

今日はその続きで,チャッターを減らすのに,「環境の力を使うことも効果的だ!」という話をしたいと思います.

具体的には,環境を整えることと自然に触れるということです.

それぞれについて詳しく見ていきましょう.

環境を整える

環境を整えるとは,簡単にいうと整理整頓です.まわりがぐちゃぐちゃ,つまり秩序がないと,頭のなかのひとりごとが多くなるとのこと.

まー,なんとなくわかりますよね.

まわりが整っていないと,いろいろなものが目に入って注意散漫になり,頭の中のひとりごとが増えるということです.

しかしここでの「環境を整える」には,もうひとつ意味がありまして,それはいつもと同じ環境に近づけるということです.

いつもと違う環境だとやはり頭のなかのひとりごとが多くなります.

ですので,例えばプロテニスプレイヤーのラファエル・ナダル選手は試合会場では決まったルーティーンを行うことで,いつもと同じ環境を作り出しています.

これは僕たちにもできそうですね.

たとえば,家でも使っているものを自分が行く場所に持っていき,目の見えるところに置いておくというのも効果がありそうです.

自然に触れる

自然に触れるのも,チャッターを減らすのに効果があるようです.この理由は,自然に触れることで注意力が回復するためとのこと.

たしかに外に散歩に行くと,リフレッシュした感じは得られますよねー.

また,自然に触れるときには畏敬の念を感じるとさらにいいとのことです.

畏敬の念とは簡単にいうと,「自分より大きな存在に対してなんかすげー.」という感覚を持つことです.

「なんか自分って地球から見たらちっぽけだな.」みたいに感じると,自分を客観的にみることができて,チャッターが減るんだとか.

これから自然に触れるときには,「自然って偉大だなー.それに比べたら自分ってちっさいなー」と思いながらみてみようと思います.


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