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「頭の中のひとりごと」に押しつぶされないために

失敗するかもしれない...
なんて自分はダメなんだ...

こんなふうに,「頭のなかのひとりごと」が騒がしいときはありませんか?

頭の中の独り言(チャッター)が私達を支配しているのかを説いてくれるのが,「Chatter (チャッター)」という本です.

この本は,私達がいかに頭のなかのひとりごとに支配されているか,ということだけでなく,それを対処する方法も教えてくれます.

そのなかで,簡単にできて即効性がある方法を今日は書いていこうと思います.

それは,他人のように話しかけるという方法です.

どういうことかっていうと,なにかうまくいかないとき(例えばプレゼンで質疑にうまく答えられなかったとき)に,頭の中にもうひとりの自分を作って,第三者視点でアドバイスをする方法です.

具体的には,次のように自分にアドバイスします.(あくまで僕個人の一例です.)

「〇〇(自分の名前)さんは,プレゼンでうまく質疑に答えられなかったけど,ずっと気にする必要はあるのかな?嫌な気分に引きずられるくらいなら,次うまくできるように準備を進めない?」

なぜこの方法が良いのかというと,私達は自分のこととなると視野が狭くなってしまうからです.

「〇〇さん」というふうに,他者が話しかけることを想像することで視野が広くなり,問題の解決策が見えてくるとのこと.

たしかに,自分では大きく感じていた問題も誰かに話すと,意外と簡単に解決することはありますもんねー.

でもって気づいたんですが,この自分にアドバイスする言葉をこれまで学んできたことから創るのはナイスだなーと思いました.

例えば,リラックスしているときに創造的になるという知識があったとしましょう.

これを自分へのアドバイスとして,あらかじめつくっておきます.

「〇〇さん,いま作業ににつまったなかで必死に問題に取り組もうしているけど,リラックスしているときに創造性があがりやすいよ.だから,シャワーでも浴びて一回昼寝でもしてみたら.」

こんなふうに,知識をアドバイスに変換します.

これは知識を自分ごとにするし,アクティブラーニングにもなるのでは?と思います.

しばらく,知識を自分へのアドバイス集に変換することをやってみようと思います.

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