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「あつ森」でマネー教育?|投資に関連したゲームを紹介①

以前の記事で取り上げたニュースで、「あつまれどうぶつの森」(以下あつ森)で投資に興味を持った小学生が紹介されていました。

パッケージ版が品薄になるほどの人気を博しているこのゲーム。

……先に申し上げておきます。
ゲームボーイ時代から現在までゲームをたしなんでいる私ですが、実は「あつ森」はプレイしていません!
仲間不在の孤独なゲーマー故に、ソーシャル要素のあるゲームに手を出しにくいという悲しい事実があるからです。
オンラインで仲間を探す度胸もないので仕方がない。

そうした事情により、今回は聞きかじった話を含めてではありますが、「あつ森」を中心に投資要素のあるゲームを紹介します。

1.あつまれどうぶつの森(任天堂)

投資要素のあるゲームは他にもありますが、「あつ森」がそれらと違うのは、現実に即しつつ簡便に改変した金融制度だと思います。
だから投資の疑似体験っぽくなるし、子どもも理解して遊べるのではないでしょうか。
2022年4月から高校で金融教育が始まりますが、その予行演習にもなりそうです。

他のゲームは、リアル寄りで大人向けだったり、ゲームとしてのオリジナリティが強く現実とは乖離していたりします。
「あつ森」はその匙加減がちょうどよく、マネー教育という観点からも注目を集めているのでしょうね。

具体的な解説は以下のような記事をご参照ください。

とはいえ「あつ森」だけだと記事として寂しいので、広義の解釈で投資的な要素のあるゲーム(ボードゲーム含む)をまとめてみました。

2.キャッシュフロー(マイクロマガジン)

『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ考案。
『キャッシュフロー』は、「金融・財務・投資」を学べる、世界初の「ファイナンシャル教育ボードゲーム」です。
「退屈な授業」にならないように徹底的に研究・改良されたこのボードゲームは、【楽しく遊んでいるうちに金持ちになるための知識が身に付く画期的なボードゲーム】として、1996年に米国で発売以来、世界各国で大きな反響を呼び、今も世界中で多くの人々がプレーしています。
※公式HPより引用

さすが投資教育先進国のアメリカ、本気度が違います。
フォー・キッズの対象年齢が6歳以上というのも、金融の難易度を考えると驚嘆もの。
同時プレーが2人からなので、プレイヤー集めのしやすさもポイントですね。

3.モノポリー(ハズブロ)

世界規模で定番のボードゲーム。不動産や土地を購入する、つまり不動産投資で資産を増やすゲームです。

対象年齢は8歳以上なので、親子で遊ぶゲームとしてもオススメです!
※5歳以上対象のジュニア版もあります

4.人生ゲーム(タカラトミー)

言わずと知れた日本の定番ボードゲーム。
私が初めて「株」を知ったのも、おそらくこのゲームがきっかけです。

しかし改めて振り返ってみると、子どもの頃に散々遊んだにもかかわらず、私は株の意味を全く理解できていなかったですね。
そこは大人のフォローが必要なんだと、今になって思います。

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5.いただきストリート(スクウェア・エニックス)

『いただきストリート』は『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親・堀井雄二がデザインしたボードゲーム。
スゴロクのようにダイスをふってマスを進み、賞金をもらったりお店を買ったりしながら、大金持ちを目指すのだ。
誰でも遊べるカンタンなルールと奥深い楽しさにハマっちゃうぞ!
※公式HPより引用

これもいわゆるスゴロクゲームですが、想像以上に奥が深くて個人的にすごく好きです。
「あつ森」ほど現実に即したルールではありませんが、株をうまく売買しないと勝てません。
株価の上昇は店舗の購入・増資や独占などと関連しており、そこに戦略性があります。

6.桃太郎電鉄(コナミ)

ロングセラーな有名ゲーム。
不動産投資(会社経営)であり株式は登場しませんが、日本の地理に詳しくなれる点も学習面では大きいです。
私はいまだに、普段馴染みのない地域に対して、このゲームで覚えた知識で補っています。
(世界編もあるので、世界の地理もこれで覚えました)

7.まとめ

以上、
・「あつ森」は子どものマネー教育に使えるかも
・「あつ森」以外にも投資的な要素のあるゲームはある

という話でした。

番外編として、ロマンシング サガ3(スクウェア・エニックス)には商会経営として企業買収ができるミニゲームがあり、これがなかなかおもしろいということも追記します。
(それが主のゲームではないので、おまけとしてのご紹介です)



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