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Day.8 スイングビッグデータ②ショルダーティルト

「SwingTRU(スイングトゥルー)」はGOLFTECのレッスンのベースとなるビッグデータです。まだ前回の投稿を読まれていない方は、先にそちらを読まれると理解が深まります。

さて、今回は2つ目のビッグデータです。

トップポジションにおけるShoulder Tilt(ショルダーティルト)

Tilt とは、両肩を結ぶラインが、左右どちらに傾いているかを度数で表したものです。
(Left:左が低い、Right:右が低い)

肩の傾きに注目。
左がハンディキャップ30のゴルファー/右がプロゴルファー


縦軸が傾きの量/横軸がハンディキャップ数 の相関図(右に行くほど上級者)

上記データでは、上手なゴルファーほど、肩が左に傾いていることが示されています。
ちなみに、ツアープロは36度ほど傾いています。

Shoulder Tiltは「正確性」や「最下点の安定性」に影響する

今回ご紹介した「Shoulder Tilt」は、ダウンスイングにおいてはインサイドから振り下ろしやすくしたり、インパクト時にヘッドが落ちる場所(最下点)を定めることに役立ちます。そのため、「ダフリやトップ」「アウトサイドインのスイング」に悩まれているゴルファーにおすすめです。


ゴルフテック レッスン体験記

こちらのレッスン体験記は、クラブヘッドの軌道を安定させるという観点から、Shoulder Tiltにも焦点が当たった内容になっています。
今回のレッスンでは、トップでの手の位置が定めやすくなり、またダウンスイングでのヘッド軌道が安定してきました。
レッスン中には、「前傾角度を保ったまま」という表現を使っているようですが、似たような表現に「左肩をあごの下に入れる」や「左肩がボールを指すように」といったものもあります。
マンツーマンレッスンですので、試行錯誤しつつも、ご自身のイメージあった表現が見つかるといいですね!

このように、統計データを参考にしつつ、マンツーマンで課題解決に取り組んでいます。



サンプルドリル

自宅でできる、簡単なドリルをご紹介します。
(※本来は、ゴルファーのお悩みに合わせて、コーチのアドバイスをもとに行うのが最も効果的です)

必要なものは、ゴルフクラブ1本です。
可能であれば、鏡や反射するガラスの前で、自身の動きを確認しながら行うといいでしょう。
1日30回を2セット、1週間ほど練習してみましょう。

①クラブを両肩に当てて、アドレスを取ります。
②ゆっくりとトップを作ります。
③サイドカメラから見て、クラブがボールを指すようにしましょう。

ダフリやトップにお悩みの方、アウトサイドインのダウンスイングにお悩みの方はお試しください。
前回ご紹介した、Hip Swayができていると、よりダウンスイングがインサイドから降ろしやすくなります。


ゴルフテックでは、初回スイング診断からスタートします。

私自身が、このような場で執筆するのは初めてです。ですが、日本中のゴルファーの皆様に、少しでも役立つ情報を提供できればと思い、連載を始めることになりました。ゴルフテック共々、応援いただけますと幸いです。(”スキ”や”シェア”してもらえると嬉しいです!)

また、ゴルフテックが気になる方は、是非スタジオまで足をお運びください。
まず初めに初回スイング診断を受講していただき、そこでお悩みのヒアリングやスイング分析、体験レッスンなどを行います。様々な統計データを用いつつも、ゴルファーのお悩みに合わせたレッスンを行っています。
きっとゴルファーの皆さまの、お役に立てることと思います!

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