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Day.7 スイングビッグデータ①ヒップスウェイ

「SwingTRU(スイングトゥルー)」はGOLFTECのレッスンのベースとなるビッグデータです。
ゴルフスイングを9つのポジションに分類し、各ポジションにおける肩と腰の回転・傾き、腰の上下・前後・左右の移動量などをオプティモーションにより数値化してデータを集積しています。
アマチュアゴルファーからツアープロまで13,000人以上のデータから、スキルレベルと特定ポジションでの体の動きに相関があることを発見しました。

この研究から導き出された、特にゴルファーのスキルレベルに直接相関する6つの動きを「SwingTRU」と名付け、ゴルフテック認定コーチはこの「SwingTRU」を活用することによりあらゆるレベルのゴルファーを効率的に上達へと導いています。

トップポジションにおけるHip Sway(ヒップスウェイ)

Hip Swayとはターゲット方向、またはターゲットと逆方向への腰の横移動をインチ表示で表したものです。
(Toward:ターゲット方向への移動、Away:逆方向への移動)


腰の位置に注目。
左がハンディキャップ30のゴルファー/右がプロゴルファー


縦軸が移動量/横軸がハンディキャップ数 の相関図(右に行くほど上級者)


上記データでは、上手なゴルファーほど、腰がターゲット方向に動いていることが示されています。
ちなみに、ツアープロはターゲット方向に3.9インチ(約10センチ)移動します。


Hip Swayは「正確性」や「飛距離」に影響する

今回ご紹介した「HipSway」は、インパクト時にヘッドが落ちる場所(最下点)を定めることに役立ちます。
また、インパクト時のロフト角が変わることで、飛距離にも影響を与えます。
上記以外にも、クラブをインサイドから降ろしやすくする、といった効果もあります。

「ダフリやトップ」、「アウトサイドインのスイング」におすすめ

かくいう私も、昔はトップで右体重にし、インパクトにかけて左体重を作ることを教わり、実践していたこともあります。しかし、確かに打点も飛距離も不安定でした。
しかし、このような統計データと、自身の経験を踏まえると、HipSwayの有効性を感じることができます。
もし「ダフリやトップ」、「アウトサイドインのスイング」にお悩みの方がいれば、真っ先にお試しいただきたい内容です。



ゴルフテック レッスン体験記

こちらのレッスン体験記は、ちょうどHipSwayに焦点を当てた内容になっています。
統計データを参考にしつつ、マンツーマンで課題解決に取り組んでいます。
 ※ゴルフテックでは、レフティゴルファーのレッスンも行っています。


サンプルドリル

簡単なドリルをご紹介します。(※本来はレッスン中に、コーチがアドバイスしながら行うものですので、その点はご理解ください)

必要なものは、キャディバックです。クラブはいりません。
可能であれば、鏡や反射するガラスの前で、自身の動きを確認しながら行うといいでしょう。

  1. アドレスを取ります。

  2. 左腰付近にそっと添えるように、用意したキャディバックを置きます。

  3. そして、そのキャディバックに左腰が触れるように、下半身を回してトップを作ります。

  4. 先ほどの上級者の画像と比較し、同じような形になっているかを確認します。

  5. 1日30回を2セット、1週間ほど練習してみましょう。

かなりの左体重に感じるかもしれませんが、これが上級者に多いHipSwayの感覚です。
なかなかうまくできない場合は、テイクバックで右ひざを伸ばしながら、下半身を大きく動かすようにすると練習しやすくなります。

ダフリやトップにお悩みの方、アウトサイドインのスイングにお悩みの方はお試しください。
練習後は、ダフリよりもトップ傾向に変わり、インサイドアウトのクラブ軌道になりやすくなります。


応援よろしくお願いします

私自身が、このような場で執筆するのは初めてです。ですが、日本中のゴルファーの皆様に、少しでも役立つ情報を提供できればと思い、連載を始めることになりました。ゴルフテック共々、応援いただけますと幸いです。(”スキ”や”シェア”してもらえると嬉しいです!)


また、ゴルフテックが気になる方は、是非スタジオまで足をお運びください。ゴルフテックコーチは、もちろん全員GTUを卒業していますし、何より人柄が良いです。笑
きっとゴルファーの皆さまの、お役に立てることと思います!


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