見出し画像

Day.9 スイングビッグデータ③ヒップスウェイ

「SwingTRU(スイングトゥルー)」はGOLFTECのレッスンのベースとなるビッグデータです。今回は3つ目をご紹介します。

トップポジションにおけるHip Sway(ヒップスウェイ)

Swayとは、ターゲット方向、またはターゲットと逆方向への腰の横移動をインチ表示で表したものです。
(Toward:ターゲット方向、Away:逆方向)


腰の位置に注目。 左がハンディキャップ30のゴルファー/右がプロゴルファー
縦軸が移動量/横軸がハンディキャップ数 の相関図(右に行くほど上級者)

このデータでは、上手なゴルファーほど、腰がターゲット方向に動いていることが示されています。ツアープロは1.6インチ(約4センチ)ほど動いています。
なお、このSwayは、1つ目に紹介した「トップにおけるSway」とセットで考える必要があります。トップでの腰の位置があるからこそ、インパクトでの腰の位置が作れる、という流れがあります。

Hip Swayは「正確性」や「最下点の安定性」に影響する

今回ご紹介したHip Swayは、ダウンスイングにおいてはインサイドから振り下ろしやすくしたり、インパクト時にヘッドが落ちる場所(最下点)を定めることに役立ちます。そのため、「ダフリやトップ」「アウトサイドインのスイング」に悩まれているゴルファーにおすすめですし、ハンドファーストなインパクトにもつながると言えます。


ゴルフテック レッスン体験記

こちらのレッスン体験記は、グリップの修正を出発点としつつ、インパクトの安定感UPに焦点を当てた内容になっています。
インパクトを安定させたいが故に、インパクト”だけ”に取り組んでもなかなか改善が難しいことはよくあります。


今回のレッスンでは、トップまでのヒップスウェイを改善した流れから、インパクト改善に取り組んでいます。
これによって、レッスン後はハンドファースト気味のインパクトになりました。弾道数値は表示していませんが、おそらく、打出角も適性(少し低く)になり、飛距離もUPしているのではないかと思います。

インパクトでターゲット方向に体重を乗せる、というイメージは、おそらく多くのゴルファーが意識はされているのではないかと思います。
もしこれがなかなか上手くいかない、当たりがバラつくという方は、今回のレッスン体験記のように、トップ→インパクトという順番で、腰の位置を意識されてみてはいかがでしょうか。

スイングには大きな流れがありますので、1つのポジションだけに拘らず、全体を俯瞰して修正に取り組むのがおススメです。

このように、統計データを参考にしつつ、マンツーマンで課題解決に取り組んでいます。



ゴルフテックでは、初回スイング診断からスタートします。

私自身が、このような場で執筆するのは初めてです。ですが、日本中のゴルファーの皆様に、少しでも役立つ情報を提供できればと思い、連載を始めることになりました。ゴルフテック共々、応援いただけますと幸いです。(”スキ”や”シェア”してもらえると嬉しいです!)

また、ゴルフテックが気になる方は、是非スタジオまで足をお運びください。
まず初めに初回スイング診断を受講していただき、そこでお悩みのヒアリングやスイング分析、体験レッスンなどを行います。様々な統計データを用いつつも、ゴルファーのお悩みに合わせたレッスンを行っています。
きっとゴルファーの皆さまの、お役に立てることと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?