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なぜITZYの日本版アルバムはこんなにも刺さるのか?

なんでやねんJYP!と思わずつっこみたくなるくらいITZYの日本オリジナル曲に衝撃を受けました。

ITZYは2019年にガールクラッシュなコンセプトでデビューしたK-POPグループ。TWICEと同じ事務所の後輩で、デビュー当時からものすごい人気でした。

ところが最近の新曲があまり伸びず(今までが売れすぎたというのもあるが)、私も求めていたITZYとは違う…と思って遠ざかっていたのですが。

なんと日本版アルバムに、私の大好きなITZYがいたのです。

|Voltage(2022)

作詞:Mayu Wakisaka
作曲:
SELAH , Charlotte Wilson(THE HUB) , Frankie Day(THE HUB) , Ayushy(THE HUB) , THE HUB 88

リュジンのビジュアルがまさにこれなのよ。この強気で最後まで貫き通すITZYが見たかった。
作詞は日本人の方で、作曲はTHE HUBというK-POPの作曲チーム。

|Blah Blah Blah(2022)

作詞:Mio Jorakuji
作曲:
Sim Eunjee , Minyoung Lee(EastWest) , Yeul(1by1)

サビが気持ちよくて頭から離れない。こちらも作詞は日本人の方で、作曲はそんなに有名な人ではなさそう。でもすごくキャッチーでおもしろい曲です。

|RINGO(2023)

作詞:
Yu-ki Kokubo , SEO YONGWON(153/Joombas)
作曲:
Scott Russell Stoddart , JJEAN@NUMBER K

最初のhands up in the air high〜が最高じゃないですか?
歌詞も、白雪姫のストーリーを元にしていてITZYがデビュー当時から持っていたメッセージが伝わりやすいです。
りんごりんごりんご〜って繰り返すフレーズは日本人はあまりしないかも?と思ったのですが、作詞は日本人と韓国人が行っているようです。

なぜ日本版がこんなにも刺さるのか?

曲はもちろん、メンバーの歌、ダンス、衣装などいろいろと良すぎたのでクレジットを調べてみたのですが、本家の曲と比べるとクレジットされている人数がむしろ少ないようです。
本家の方は作曲に関わっている人間が多すぎて、いろんな曲のフレーズを組み合わせた上に安易な転調が多く、まとまりがないように感じます。
同じ事務所の後輩にあたるNMIXXもいまいち曲が伸びないのはそういうところにあるかもしれません。
本家の曲も好きな人はたくさんいると思いますが、日本版は展開が少なくても曲としてまとまりがあって、この曲好き!となりやすい気がします。

せっかく日本オリジナルアルバムを作ったのにあまり日本のメディアで取り上げられていないようなので、もっと出てくれー!そしていつまでも私たちの味方でガールクラッシュなITZYで駆け抜けてくれ!

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