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【手帳術】2019年12月31日の自分を召還する。

2018年12月31日の夜、紅白歌合戦を見ながら、2019年12月31日の自分を召還した。

おろしたばかりの2019年の手帳はどこのページも真っ白。でも、後半、「メモ」のページを開くと、サラサラと文字が浮かび上がってきた。それは、「2019年はこんな1年だった」と未来の私からの所感だった。欄外には「2019.12.31」と、1年後の日付が記されている。

そう言えば、2017年12月31日の夜も、どこからか2018年12月31日の私がやって来て、「2018年はこんな1年だった」とおろしたばかりの手帳に書いて去っていった

使い古した2018年の手帳。後半のメモページを開く。と、そこには、“今日の私”が書いたはずのメッセージが存在していた。

「彼と暮らす、理想通りの物件が見つかった!新生活も順調!」
「ライター・書き手としての活動がメインに!」
「noteの“おすすめ”に掲載されてうれしい!」
「憧れの〇〇さんと一緒に仕事ができるようになった。この1年、自分らしく活動できたおかげだなあ」


脳内のメモリが、2018年をプレイバックする。
…………すごい。
“本当にこの通りの1年になってる”!!

静かに2018年の手帳を閉じた。改めて、2019年の手帳を手に取る。“2019年12月31日の私”が書き残していったメッセージを指でなぞった。そこには、わくわく、どきどきするような1年が記されていた。

「2019年、楽しみだな」

テレビでは、礼拝堂の中で米津玄師が『Lemon』を歌い始めようとしていた。



……って、冒頭から全く意味のわからないことを書いてしまったけれど、これは、私が「1年の最後」にやっている「未来予想」(を、SFチックに表現したもの)だ。

毎年、12月31日の夜に、“次の年の感想”を予想して書いている。まあ、冒頭の小説のような、「未来の自分がやってきて、手帳に書いていく」なんてことは起こりえないのだけど。ちゃんと、その時の自分がそれを書いている。

すると、あら不思議!

書いた通りの1年を過ごすことができるのだ!!



伏せ字ばかりで(あと影が入っていて)(あと字が汚くて)申し訳ないけど、この画像が、2017年12月31日に書いた、「2018年予想」

ほんとに、この通りの1年になった。

大きな出来事を3つ、ピックアップする。


★理想の物件が見つかった。
…2018年3月頃から、夫と暮らす物件探しをスタート。「スカイツリーの見える町」が第一条件だったのだけど、その他、オートロックで2階以上、トイレ風呂別、お風呂は追い炊き機能付き、システムキッチン(料理できないのに)、…などなど、物件探しには様々な条件が(私の中で)あった。その全部をクリアした家が、今の我が家。一生ココに住んでいたい笑
★ライター・書き手の活動がメインになった。
…字面の通りなのだけど、当時(2017年)の私は全然ライターっぽくなかった。嫌なことを書くけど、「起業女子」の枠を抜け出すことができなかったのだ。2018年は「ライター」「書き手」として認識されたいというのが密かな野望だったので、noteのおすすめにとり上げてもらったり、ライターとしてお仕事がいただけるようになったのは願ったり叶ったりだった。
★憧れの〇〇さんからお仕事をいただいた。
…気持ち悪いくらい文字通りになっている。2017年4月末に、自分で企画書を出して、なんやかんやあって一緒に仕事をさせてもらえることになった。いつかnoteでこの経緯を書きたいなと思ってるけど、もう少し自信を持って「一緒にお仕事しています」と言えるようになるまで待ってください…。


「すっごい叶ってる!!」


……ということがおわかりいただけただろうか??

冒頭に変な小説を挟んだから、ここまで長くなってしまった。そう、「面白いくらいに叶うから、騙されたと思って、読者のみなさんにも書いてほしい!」…というのこのnoteの主題である。


書くにあたって、やってきてもいない「未来の感想」をどう書くのか、お悩みになるかもしれない。でも、答えは単純明快。「こんな風になっていたらいいな〜」という妄想を、さも実現したかのようにありありと書く。それだけだ。

2017年12月31日の私は、「来年、こんな年になっていたらいいな〜」と妄想しながら、さもそれが叶ったように、2018年の感想を書いたのである(それが先ほどの画像)。

日頃から小説を書き、妄想癖のある私にとっては、2018年12月31日の自分になりきって文章を書くのは簡単だった。妄想癖のある人は楽しく取り組めると思う。難しい方は「未来の自分をインストール!」って魔法の呪文を唱えてみてください。


あと、「未来予想」と一緒に、他にも手帳に書いていことがある。それは「できるようになったことリスト」「できるようになることリスト」だ。例として、2018年の手帳に書いたものをupする。



この1年でできるようになったことを可視化(1年の振り返り)して、それをふまえて、翌年できるようになることを考える。

画像にあるように、2017年は上半期にセミナーや個人セッションをたくさんやった。あと、転職して1年が経ったのもあって、取材や撮影でのディレクションなど、会社の仕事ができるようになったと書いてある。

それをふまえて、「2018年にできるようになりたいこと」として挙げたのは、ライターの活動のこと。インタビューにも自信がなかったし、原稿を書くのもすこぶる遅かった。今、振り返ってみると、まあまあそこそこ、できるようになったかなと思う。(ダイエットは全然できてないけど笑 あと、家事も全然できるようにならない爆笑)

「2018年できるようになること」を振り返ってみて驚いたのは「小説を書き切れるようになる」だった。2018年11月、私は『なぜ少女たちは髪を切るか?』という小説をnoteにupした。それは、社会人になってから、初めて最後まで書き切ることができた小説だった。

正直、その小説を書き始めた時は手帳に書いたことなんて忘れてしまっていた。でも、頭のどこかで、意識していたのかもしれない。2018年、滑り込みセーフだった。



断っておきたいのだけど、「書いただけで叶う」なんて甘いことを言うつもりは全くなくて。実際に私は「書いて」「叶った」けれど、「書いただけで叶った」のではなくて、「書いて」「行動をして」「達成した」のだ。


「未来予想」で叶えたいことが明確になったら、それをふまえて「できるようになること」をリスト化する。そうしたら、それをひとつひとつクリアするだけだ。


2019年、成し遂げたいことがある人へ、ぜひ、「未来予想」と「できるようになること」を書いてみて欲しい。今年の12月31日、どれだけ達成できたか、「答え合わせ」ができることを楽しみにしている。

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