誰が「お〜いお茶」と言っているのか

朝から晩まで珈琲ばかり飲む珈琲好きで、なおかつ軽い緑茶アレルギーがある私ですが、緑茶は好きです。特に新茶が出ると、京都で一番摘みを買い、急須でじっくり淹れていただきます。

しかし日本のお茶は今やペットボトル市場が支えているのではないでしょうか。サントリーの烏龍茶は、本場中国でも美味しいと人気です。今やペットボトルのお茶は種類も豊富です。私は緑茶ならサントリーの「伊右衛門」が好きかな。サントリーや伊藤園は正にペットボトル茶の開拓者であり、市場シェアもトップポジションです。

ただ私はこの伊藤園のトップブランド「お〜いお茶」は飲みません。そのワケは「お〜い」と呼んでいるのが誰か。それは十中八九男性だろうと思うからです。我家でも父が年中このセリフを言って、母にお茶を淹れさせていました。自分は全く動かず新聞を読んでいるだけなのに、家事で忙しい母の手を止めさせて茶を居間まで運ばせる。こんな光景が「お〜い」の言葉から私の目の前に浮かびます。

また職場では、暇な上司が忙しい女子職員に「お〜いお茶を淹れてくれ」と言っていたのも記憶にあります。

今の時代にまさか職場ではもう「お〜いお茶」は、無いかと思いますが、老夫婦のご家庭にはまだ残っているんじゃないでしょうか?

日本の男尊女卑や家父長制度の名残りを示す「お〜いお茶」のネーミングは時代に合わないと思いますね。少なくとも私は不快なので飲みません。いつまで女性は男性にお茶を淹れさせられるんでしょうか。伊藤園の社長は、今も「お〜いお茶」と言って、女性に茶を淹れさせているんでしょうかね。

https://www.itoen.jp/oiocha/?fbclid=IwAR0N-Z_88S783jOdHmGpxm2dsY67wZWsS3VUwLWOnLsH1CqAlCdufuqraVU

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