北田 明子

広報PR、危機管理広報アドバイザー、文筆家、たまに料理研究家 新聞社、経済誌を経て広報PR、危機管理広報へ転身。民間企業とふたつの自治体で広報課長、広報戦略専門官を務める。 現在はフリーで民間企業や自治体の広報PR・危機管理広報の指導、地域活性化の企画などを手がけている。

北田 明子

広報PR、危機管理広報アドバイザー、文筆家、たまに料理研究家 新聞社、経済誌を経て広報PR、危機管理広報へ転身。民間企業とふたつの自治体で広報課長、広報戦略専門官を務める。 現在はフリーで民間企業や自治体の広報PR・危機管理広報の指導、地域活性化の企画などを手がけている。

最近の記事

合理化とサービスは表裏一体で

昨日、75歳の従姉妹とランチに行ったら、注文した料理がネコ型配膳ロボットで運ばれてきた。しかし小鉢がたくさん乗った盆は大変重くて、これは従姉妹のような高齢者には取るのが難しい。飲み物もセルフでドリンクバーとなっていて、料理にはお茶もついてこない。足の悪い人は混雑時のランチタイムのドリンクバーを使うのは困難だ。 ランチの予約も祭日は混むからと、私がネットで料理もあらかじめ決めて事前予約していたので、スムーズに入店して料理も早く出てきた。一方で、ネットに明るくない高齢者は、入口

    • SNSのお作法の本を出しました!!

       フリーで広報・PRの指導をやっているのですが、その現場であまりにもSNSのトラブルが多いので何でや??と考えておりました。その時にSNSでの情報発信は急拡大したけれど、それを利用するにあたっての著作権や肖像権などのルールがきちんと理解されていないことに気づきました。 私は常日頃から危機管理広報という仕事がら、弁護士さんと連携した仕事が多いので、必然的に法律には敏感になっています。そんな私でも、ほんの数年前までは平気でSNSに許可なく物や人の画像を投稿したりしていました。 そ

      • ローカル電車の楽しみと課題〜「奥出雲おろち号」特別運行〜

        9月早々久しぶりの鉄子ライフを楽しんだ。今回は、今年11月23日で最終運行が決まっているトロッコ列車「奥出雲おろち号」の抽選による特別運行。何が特別かというと、本来なら木次線「木次」駅から「備後落合」駅までの区間を、山陰線「出雲市」駅まで「おろち号」が迎えに来てくれて、異例の「出雲市」駅〜「備後落合」駅を走行。折り返して車庫のある「木次」駅にもどるという往復たっぷり7時間の旅である。 実は私は出雲には宿題があった。今年の7月7日の七夕の日に出発した夜行「銀河」に乗ったものの

        • ビッグモーターの謝罪会見から見えた「何が問題の根幹かわかっていない」

          危機管理広報アドバイザーとして、不祥事会見ウォッチャーの私が久しぶりにかぶりつきで見たビッグモーターの保険金の不正請求事件による社長の謝罪会見について私の雑感を。 会見自体はまあまあの出来だったと思います。しかし事件発覚から会見までにかなり時間がかかった割に、対応が整理されていないなと感じました。社長や副社長の辞任によって責任を取りました、というのが先に発表されましたが、これは儀式みたいなもので大切なのは「なぜこんなことが起こったのか」ということであり、「再発防止はどうして

          誰が「お〜いお茶」と言っているのか

          朝から晩まで珈琲ばかり飲む珈琲好きで、なおかつ軽い緑茶アレルギーがある私ですが、緑茶は好きです。特に新茶が出ると、京都で一番摘みを買い、急須でじっくり淹れていただきます。 しかし日本のお茶は今やペットボトル市場が支えているのではないでしょうか。サントリーの烏龍茶は、本場中国でも美味しいと人気です。今やペットボトルのお茶は種類も豊富です。私は緑茶ならサントリーの「伊右衛門」が好きかな。サントリーや伊藤園は正にペットボトル茶の開拓者であり、市場シェアもトップポジションです。

          誰が「お〜いお茶」と言っているのか