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大学までの教育費無償化が少子化対策に繋がるか?

今日の朝日新聞朝刊の「声」欄に
大学までの教育費無償化をすれば
それが少子化対策に繋がるのではないかという
意見があった。

実際に子どもを持つ父親からの意見なんで
説得力があるようにも思うが。

この意見に対してちょっと言いたい。

そもそも、何で子どもが大学まで行くのが
前提になっているのかって思う。

それを決めるのは親じゃない。

子ども自身ですよ。

どうして、レールの上に乗せたがる?

教育費に金がかかる。
特に大学ともなればそうだろう。

子どもに苦労させたくない。
ひもじい思いはさせたくない。
親は、そう思うだろう。

だけど、どう生きるかは子どもが決める。

育っていく過程で、子どもは親を見て
色んな人を見て成長していく。

裕福だろうが、それなりだろうが
貧しかろうが、子どもは愛情の元に
成長し大人になってく。

自分で考えて、自分の道を決める。

裕福だから幸せだ、とか
貧乏だから不幸だ、とか
そういう物差しではかるもんじゃない!

貧しくて、大学に行かせる余裕がないとしても
子どもが志を持ち、どうしても学びたければ
ちゃんとそのようにするよ。

大学まで行かせることを前提としてるのは
エゴでしかない。

子どものいる世帯、いない世帯の年収を数値化してるような記事も見たが、何でもかんでも
数値化する風潮はいかがなものかと思う。

そんな暇があるなら、もっと有意義なことに
頭と時間を使えよって思うね。

結婚、子育てを数値化すること自体が
間違えてるんだよ。

数字じゃない、いや金じゃないものが
本来はそこにはあるはず。

金がなきゃ結婚も子育てもできないなんて
そんな風潮になってしまったのは
こうした数値化のせいもある。

これくらいは金がかかるだろうという
数値だけを見て、自分は大丈夫なんて言って
結婚して子ども産んだってさ
ずっとその年収を保てるって言い切れるか?

自分は貧困にならないって言い切れるか?

そういうことなんだよ。

未来なんて誰にもわからないんだ。

くだらないよ、そんな数字におどらされたり
大学まで行かせるのが当たり前みたいな考え方。

大人が考え方変えないとダメだな!


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